こんにちは。プロキッチン北村です。
日本では昔から暑い夏に涼を呼び込む工夫をこらし、暮らしに取り入れてきました。直射日光を避けるためのすだれや玄関先に水をまく打ち水。そして、涼を誘う風鈴も欠かせないアイテムです。プロキッチンではこの夏、ちりーんちりーんと夏空高らかに鳴り響く風鈴のお取扱いを始めます。
新たに取扱いがスタートする風鈴は【中川政七商店 小田原鋳物の風鈴】です。
神奈川県小田原の伝統工芸のひとつである小田原鋳物は、歴史が古く1534年頃には技術が伝わっていたと記されているそうです。しかし、今では作り手も減少しつつあるとこの事。風鈴の形はとってもシンプルで素材感を残した仕上げと真鍮ならではの鈍い輝きに趣きを感じます。中の舌（ぜつ）はリング状になっていて、短冊が風に吹かれるたびに鐘を鳴らします。
鋳物製の風鈴は、澄んだ高音でちりーん、ちりーんと鳴り響くのが特徴。そして、音の余韻がふわーっと広がり長く続きます。この夏は、家の窓辺や軒下に吊るして風の吹くままに響く音色に耳を傾けて涼を感じてくださいね。
発売は7月5日（火）12：30を予定しています。
＊中川政七商店 江戸風鈴 （透明） も同時発売の予定です。
そろそろ本格的な夏支度を始めましょう。