調味料に頼らないで、和風のお出汁でいただく優しいご飯

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プロキッチン 小宮です。

急に風が冷たくなり風邪をひき始めている方も多いようです。いつも働きっぱなしで可哀想な身体をいたわってあげるのには、上質なお出汁で料理をするというのが良いのです。

過剰な調味料を使わずお出汁の優しい味付けで素材をいかしたごはんづくり、実はとっても簡単です。

鰹節削り器で削り節を作ってお出汁を引くのもおすすめですよ。美味しさが格段に違いますから!

<美味しいお出汁の引き方・和風編>

:道具:
鍋、ざる、サーバーになる容器、
鰹節や昆布、煮干

●20cm相当の鍋で、鰹節20g弱、
乾燥昆布10cm角、煮干は大3~小6匹

 

:鰹節で
鍋に水を入れ沸かし、沸騰直前でキープ!
ざるを鍋にセットして、中に鰹節を入れ15分程
沸騰させずに極弱火で煮出します。
アクが出てきたらすくいます。
火を止めて冷めたらざるを引き上げます。
(絞らないようにしてくださいね)

●この取り方ならご家庭でもとっても簡単で
無駄がありませんよ~。

 

:昆布で:
表面の白い粉は取らずに、埃やゴミを取ります。
適当に切込みを入れ(お出汁が出やすいように)
鍋に水を入れて昆布を漬け、しばらくそのまま。
夏場は冷蔵庫などに入れた方が良いでしょう。
2時間くらいたって思い出したら、鍋を火にかけ
沸騰する直前で火からおろします。

●一晩忘れたら、煮出さなくてもお出汁が
取れていますよ♪エコですね。

 

:煮干で:
頭とわたを取っておくとエグみが出ません。
鍋にざるをセットし、煮干を入れます。
あるいはお茶パックに入れた煮干を入れます。
お水を入れてそのまま12時間ほど忘れます。
夏場は冷蔵庫などに入れた方が良いでしょう。

 

こんな風に引いたお出汁のみでご飯を炊いたり、お吸い物にしたり。疲れたなって感じた時は脂物を避けてシンプルだけど丁寧な食卓をどうぞ。

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