畑漆器店 カラー ボーダー C004 / col. BODER C004

カラー(col.)は積み木やコマ、ダルマ落としなど、日本の子どもたちに昔から愛されてきた木のおもちゃをベースにデザインされ、鮮やかなカラーバリエーションとシンプルなフォルムが、暮らしにプラスαの彩りをもたらす木の器です。
ボーダーシリーズは配色の異なる3色の器を積み重ねることでボーダー柄が生まれる、遊び心のあるデザインです。艶のないマットな質感や鮮やかな発色はウレタン塗装によるもので、このウレタンは溶剤を使わず無鉛・無臭のため、安心して食品を盛り付けることができます。中に入れるものを限定せず、使い終わったらさっと丸洗いできるのは普段づかいを楽しむうえで大事なこと。5パターンの中からお好みの配色をお選びください。
気分によって色の並びを変えたり、それぞれを小鉢の代わりに使ったり幅広くお使いいただけます。おもてなしの席も似合う華やかさがあるため、松花堂弁当をイメージしたお重弁当を作ってみてはいかがでしょうか。ごはんや焼きものなどを一段ずつ詰めて食卓へ。目でも楽しめる贅沢な食事時間を過ごせますよ。また蓋はちょっとした皿としても使え、これが想像以上に食事の時間を快適にしてくれます。他にも刺しゅう糸やミシン針などのお裁縫道具をまとめたり、お子さんの小さなおもちゃを一緒にお片付けしたり・・・、何を入れようか考える時間も楽しみなひと品です。
精巧な造りと美しい木目・・・それは山中漆器の伝統技術である木工轆轤挽きと木目の豊かな木地づくりの技によるものです。伝統工芸と聞くと堅苦しく敷居が高いイメージがありますが、年齢・国籍を問わずもっとカジュアルに普段の暮らしに入れてほしいと、自由な発想でデザインされています。カラー(col.)は2016年度グッドデザイン賞を受賞しています。
サイズ(目安) | φ13.5×H14.1cm |
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重量(目安) | 250g |
材質 | 栓(ウレタン塗装) |
原産国 | 日本 |
畑漆器店について
畑漆器店が1930年に創業したのは「木地の山中」と称されるほどの木地挽物技術を誇る石川県、山中温泉。また同地は漆器づくりの産地としても発展しており、畑漆器店も長年培われてきた技術を継承し現在に至ります。畑漆器店では伝統的な山中漆器のお椀を中心にした「卯之松堂」と伝統の技をベースに自由な発想を盛り込んだ「col.」の2ブランドを手掛けています。木地師の熟練の技を感じさせる、限りなく薄く引かれた木地、精巧な作り、優しく浮かび上がる木目。どこか古き良き日本の面影を残す色合い、フォルム。畑漆器店は敷居が高いと思われがちな伝統工芸品に既成概念にとらわれない新しい発想を自由に取り入れてきました。しかしその反面、新しさだけでなく懐かしさを残すことで、人々の心に響く作品を生み出しているのです。近年ではマリメッコとのコラボ商品を発表するなど、海外でも注目を集めています。
BORDER (col.)について
色の異なる3つの丸い器を重ねて使うお重です。3色を重ねた時に生まれるボーダー柄や薄く仕上げられた器の形状など、これまで抱いていたお重のイメージを一掃する新しいデザインに胸がおどります。またボーダーシリーズにはモダンなデザインのトレイもLINE UPされており「伝統と新しさ」が共存する美しい製品が暮らし彩ります。艶のないマットな質感や鮮やかな発色はウレタン塗装によるもので、このウレタンは溶剤を使わず無鉛・無臭のため、安心して食品を盛り付けることができます。「お重」「トレイ」としてだけでなく、柔らかな発想で使いこなしてみてはいかがでしょうか。