松徳硝子 SHUKI Tokkuri 01

初夏のまばゆい日射しを感じるようになる頃、夜のおうち時間にまたひとつ楽しみが増えます。それがキンと冷やした日本酒を嗜む時間。夕食後に家族と一緒に、時には一人でまったりと。
美味しい日本酒とひと手間かけたおつまみを用意して、のんびり寛ぐこのひと時を楽しみとされている方に、ずっと眺めていたいほど、見た目に美しいガラスの酒器をご紹介いたします。
松徳硝子から届いたSHUKIシリーズのChokoとTokkuri。うすはりグラスを手がけるメーカーらしい薄手で繊細な作りに魅了される酒器です。こちらは雪だるまのようなころんとした愛らしいシルエットの徳利。
透明感のある無鉛ガラスを使用し、職人が一点一点作り上げた手作りのもので、その薄い徳利を手にすると日本酒の温度がダイレクトに伝わってくるような不思議な感覚を覚えるほど。表面に波打つように施された凹凸が光を受けるとキラキラと輝きはじめ、落ちた影も幻想的な美しさです。実用性が気になる、愛嬌のあるカタチ。手にしてみるとくびれ部分に手がピタリと沿うため持ちやすく、お猪口へ注ぎやすいことが分かります。
こぶりの徳利はひとり分の晩酌にほど良いサイズで、つい飲みすぎちゃう人にも実はおすすめ。けれどお酒を飲まない人には縁のないアイテム、というわけでもありません。冷たい緑茶を入れたり、麺つゆを入れる器として使っても粋な風情でお使いいただけます。
酒器にこだわるとおつまみにもちょっと手をかけたくなるところ。メニューは同じでもおつまみを盛り付けた豆皿を六つ目かご入れてみたり、半月盆に酒器と長皿に数種のおつまみを盛り付けてみたり。
日頃から晩酌を楽しんでいるスタッフは「日本酒はお手頃で美味しいところを探しながら、晩酌は美味しいお酒をちょっとだけ。夏のおつまみはそら豆、鯖寿司、もずく酢、川エビのから揚げ、鮎の塩焼き、鰻…」と教えてくれました。さらに同じシリーズのお猪口と合わせて使うと、かしこまった場所に行かなくても贅沢なおうち飲みの時間を過ごせますよ。今宵もほろり酔い気分で、ゆったりおうち飲みを。
サイズ(目安) | φ3.6×H11.0cm |
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容量(目安) | 230ml(満水時) |
重量(目安) | 118g |
材質 | バリウムクリスタル |
使用区分 | 電子レンジ ×、食洗機 ×、オーブン ×、直火 × |
原産国 | 日本 |
プロキッチンスタッフより
ご購入前にお読みください
- 職人が1点1点手作業による商品のため、個体差があります。あらかじめご了承ください。
- 中性洗剤を柔らかいスポンジにつけて洗ってください。
松徳硝子(ショウトクガラス)について
松徳硝子(しょうとくがらす)は1922年(大正11年)、村松庄太郎が電球用の硝子工場として創業。その後ワイングラス、ビールグラスなどを中心に、昔から変わらない製造方法で全てのグラスを熟練した職人の手仕事により一つひとつ、丹念に生産している老舗の硝子メーカーです。中でも電球製造で培った製法に磨きをかけた薄吹きグラスは高い評価を受けており、松徳硝子といえば繊細で薄いグラスというイメージを定着させました。飲み物の美味しさ、温度がダイレクトに伝わり、目でも楽しむことができる硝子製品が日々の暮らしに非日常感をもたらしてくれます。
ガラスの影の美しさ
見てくださいこのキラキラ!!日中の明るい光できらきらと光る様子はとても涼しげで大好きなのですが、あたりが暗くなってライトの光が当たることによってできるガラスの影はどこか温かみがあり、それも大好きです。ガラスの表面に施された細かな凹凸が、光を透過したときにとてもきれいな陰影を生み出します。私はこの徳利に麺つゆを入れてお蕎麦や素麺を食べるときにも使ったりしています。涼やかな見た目なのでとても気に入っています。
三木