アイスを手放す子供続出!スイカ”だけ”でつくれる!?この夏おすすめの簡単スイカアイス!

投稿日: カテゴリー 干し野菜研究家 廣田有希タグ , , , , ,

投稿日:2018年7月20日 | 更新日:2018年12月12日

〜果物は半生”セミドライ”でジューシーに保存〜

廣田 有希です。

あっという間に梅雨が明け、
紫陽花は最後の力を振り絞って咲いています。
夜には名残の蛍が部屋に訪れ、新盆も近づき、
何となしにご先祖様に思いを馳せることも多い今日この頃です。

そして八百屋さんに並び出すスイカ。
“スイカは干しちゃいけない”と、
とある有名な八百屋さんに言われてから、
それを鵜呑みにしていました。
でも、何で干しちゃいけないのか、
試しに干してみると・・・!!!!!!
美味しいじゃないか!!!!

プロキッチンのサイトをご覧の方は
ご存知かと思いますが、
スイカを干すとこのうえなく美味しくなるのです。

一般に売られてる、ドライフルーツは、
常温保存できるように機械で
しっかり乾燥しているため
水分がなくジューシーさや風味も少ない。
また、砂糖で煮てから乾燥させてるものも実は多いのです。

その点、自分で干せば
砂糖を使わずに、生の果物の持つ、
”みずみずしく甘い水分”を濃〜く保存することができるのです。

水分が少ない分、甘さが濃く感じられるので、
いつもの果物がもっともっとあまーく感じられます。

今回は、大好物のスイカ。
暑い日が続くとどうしてもスイカが手放せない。
生の状態でも食べきってしまうところですが、
スイカを干したものを食べると、
子供も大人も、この甘さにびっくり!

そして、干したスイカを冷凍庫に入れるだけで
”スイカアイス”の出来上がり。
アイスを手放す子供続出、 びっくり仰天の美味しさ。
ぜひお試しください

●スイカの干し方

1.スイカを皮ごと1.5cm程度のスライスに切る
(2cmくらいになっていることもあります)。

2.表面の水分をキッチンペーパーなどで取り除き、
干しカゴに直接並べて、晴天の日(風があればなお良い)に干す。

3.1日程度でしんなりとしたら出来上がり。
(色が濃く、半透明になっています)
干せば干すほど乾燥します。(2−3日)
好みの干し加減で取り込みましょう。

※カラッと晴れている日に干すのがポイントです。
曇天・雨の日は、
カビの原因になるので干さないでください。
次の晴れ間に、ぜひ干してみてください?

●干したものの食べ方

・そのまま食べたり、冷凍しておき、半解凍状態だとシャーベットのように食べられる

・ワタの部分は、ウリと同じようにして食べられるので、身の部分を食べたらぜひ、炒め物などに使ってみてください!味噌炒めや味噌汁にも最適です。ゴミが減る!!!

・保存は冷蔵・冷凍で。

<<干しフルーツにおすすめのアイテムはこちら>>

<茨城県鹿嶋市の農家さん>
Soil life
https://www.instagram.com/soil_life2003/

まるで岩清水のような喉越し。この世の幸福をぎゅっと絞ってジュワ〜っと浴びたような感覚になるスイカ。

自分の生命力とあめつちひかりで育つ無肥料・無農薬の野菜や果物。まだまだ市場には少ないのですが、この農法の友人が作るスイカが何とも言えないほどに美味しい。通常のスイカは20回以上の農薬散布、大量の肥料を使います。より大きく、より甘く、より早くを求めて。でもその裏では、地力が減り、水や自然に負担がかかっていることもあります。自然栽培と言われる農法をして13年目の友人が作るスイカは、地球にタネに農家さんに感謝したくなる味わい。未来の子供に、力ある土を残していきたいですね^^

 

・Instagram
sunvege_lab

・FBpage
干し野菜研究室 Lab. for Sun-Dried Vegetables