プロキッチン 石田です。
蒸し料理は素材の旨みを逃さず、
ヘルシーに仕上げられる調理法として人気があります。
特に「せいろ」は、蒸気の力でふんわりと仕上げることができ
手軽に使えるアイテムとして重宝されています。
木製のせいろは見た目も美しく、食卓にそのまま出しても絵になるため、
日々の食事に取り入れやすいのも魅力!
今回は、そんなせいろの魅力や選び方、使い方についてご紹介します
せいろの魅力とは
せいろは、木の香りが食材にほんのりと移り、
蒸し料理ならではの優しい風味を楽しむことができます。
また、余分な水分を吸収するため、食材がべちゃっとならず
ふんわりと仕上がるのが特徴です。
おこわや肉まん、シュウマイなどの定番料理はもちろん
野菜や魚をシンプルに蒸すだけでも
素材本来の美味しさを存分に味わえます。
せいろの選び方
せいろには様々な種類があり、
選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえると良いでしょう。
1.中華せいろと和せいろ
【中華せいろについて】
中華せいろは、かごの部分が浅めに作られており、底がすのこ状、
さらに蓋は編み込まれているため、蒸気がこもりにくく、水滴が食材に落ちにくい構造になっています。
2段や3段に重ねて使えるため、複数の料理を同時に蒸すのにも便利です。
主に野菜、シュウマイ、中華まん、肉類や魚料理などに適しています。
【和せいろについて】
和せいろは中華せいろと比べて深さがあり、厚みのあるしっかりとした蓋が蒸気をしっかり閉じ込めるため、効率よく蒸し上げることができます。
茶わん蒸しやおこわ、さつまいも、蒸しパンなど、和風の蒸し料理によく使われます。
栗久 セイロ 3合 秋田杉 和せいろ
2. 素材の違い
せいろには杉、檜、竹などの木材が使われています。
杉は軽く扱いやすく、柔らかい香りが特徴です。
檜は耐久性があり、香りが少ないため、
食材の風味をそのまま楽しめます。
竹は硬く丈夫で、水分をよく吸収するため、
蒸し上がりがべたつきにくい利点があります。
3. サイズを決める
一般的に、一人暮らしや少量調理なら15~18cm
家族向けなら21~24cmのサイズが適しています。
2段重ねにすると、一度に複数の食材を蒸せるので便利です。
せいろ選びに迷ったら、プロキッチンの特集ページもぜひチェックしてみてくださいね。スタッフおすすめのせいろが紹介されています。
プロキッチン せいろ特集ページ
せいろの使い方とお手入れ
基本の使い方
1.使う前にせいろを水にくぐらせ、軽く湿らせます。
2.鍋に適量の水を入れ、沸騰させます。
3.クッキングシートや布を敷いたせいろに食材を並べ、鍋にセットして蒸します。
お手入れのポイント
使用後はすぐにぬるま湯で洗い、しっかり乾燥させます。
直射日光を避け、風通しの良い場所で保管しましょう。
しつこい汚れは、重曹を溶かしたお湯で洗うと効果的です。
せいろは、シンプルな構造ながら、使い方次第で幅広い料理に活用できます。
ぜひ日々の調理に取り入れ、蒸し料理の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。