はじまった、憧れのせいろ生活

投稿日: カテゴリー コレ使ってみました, スタッフの暮らしをみがく日々

プロキッチン 北村です。

とうとう、我が家にせいろがやってきた。
熱しやすく冷めやすい性格だから、はじめこそ使いまくるかもしれないけど、すぐに飽きちゃうかなと心配だったが、どうやら今のところ稀有にすぎなさそう。

サイズ選びはけっこう難しい

お迎えしたのは、竹・21cm二段・蒸し板タイプ。竹にすることは決めていたけど、最後までサイズ選びは迷走しました。24cmはテーブルに出した時の存在感が大きすぎて収納場所も難しそう。18cmはちょうどいいかもと思ったけれど、実際に手に取ると「肉まん2個は厳しいかも?!」というくらいのコンパクトさ。せいろを買ったら作ってみたい憧れ料理がせいろワンプレートだったので、最終的に21cmに決めました。

まずは“空蒸し”からスタート

さて、はじめに空蒸しの作業。これは使い始めのにおいを軽減させる目的と、湿気を飛ばしてカビ防止・殺菌の効果もあるとのこと。せいろに何も入れない状態で沸騰させたお鍋の上にのせて約15分。そのあと水洗いをして終了!拍子抜けするくらい簡単でした。

素手でつかむのは危険!

使ってみてはじめて分かったことが、温度。15分経ったせいろを素手で持とうとしたらあまりの熱さにびっくり。やっぱりミトン必須でした…。ミトンが厚手すぎると掴んでいる感が薄くて落としそうになるし、薄手だと熱が伝わってアチチ。いま理想の“せいろミトン”探し中です。

火加減や蒸し時間はまだ手探り

使ってみてはじめて分かることのもう一つが、調理感覚の掴み方。調理中の様子がわからないせいろは、火加減具合や途中でお湯がなくならないか不安になったり、とにかく中の様子が気になる。そのあたりの感覚は使っていくうちにつかめることだろうけれど、せいろとあうんの呼吸になるまでには、もう少し時間がかかりそう。

レンジとは、まるで別料理

それにしても電子レンジとは全く違いますね。驚きよりも感動で、嬉しくなる。電子レンジの温めって時間を誤るとカチカチになったりするけど、水分を保ったまま美味しく仕上げられるのはやはりせいろならでは。

慣れてしまえば手間を手間と感じない。炊飯器から鍋炊きに移行した時のように、レンジからせいろも意外とスムーズ。

せいろで作る蒸し茄子、ビビンバ、蒸し餃子・・・世の中にはこれが無料でいいの??と思うほど、詳しいレシピを掲載してくれている方がたくさんいらっしゃるので、お言葉に甘えてレシピを真似っこさせてもらってます。

蒸し茄子(今回は豚ひき肉をサンド)はホントにふっくら瑞々しく仕上がって、ひとりで一袋分ペロリ。皮付きで蒸したけど、固さが全くなくリピ確定。ビビンバも材料を切って入れるだけの超簡単さなのに、お店っぽく仕上がるから家族にも大好評でした。

切って並べて蒸すだけで、まるでひと手間かけた料理に見える。その「手軽さ」「ごちそう感」が同時に叶うのが、せいろのすごいところ。

想像してたよりハードル低いですよ

気になっている人は迷ってる時間がもったいないほど、すぐに始めてほしい、せいろ生活。道具がひとつ増えるだけで、料理の幅がぐんと広がるって楽しい!せいろ、思ったよりハードル低いですよ。そもそもせいろって種類が多いので、悩んだら相談するのが近道。当店では無料のオンライン相談をやってますので、お気軽にご利用ください(宣伝です)

もう少し腕前が上がった頃に、また我が家のせいろ事情をご紹介できたらと思います。今日はこの辺で👋