こんにちは、プロキッチン 千秋です。
私は鉄のフライパンを持っていますが、あまり使いません。
相性が悪いというか、フライパンが育たないというか、気が短いというか…色々あり。今まで何度やすりで研ぎ直し、空焚きリセットしたか分かりません。
「鉄フライパンと相性が悪い人もいる」
と、思っていました。先日までは。
私が鉄フライパンに苦戦するのを見かねて、スタッフ三木が「オフィスに持ってきてください!」と正しい使い方レクチャーをしてくれたのです。「目玉焼き」のマンツーマンレッスンスタート!
1.鉄フライパンを「空」のまましっかり熱します
- フライパンを空のまましっかり火にかけます。
フライパンの表面には湿気で水分があるので
まずは飛ばさないといけないんです。
ほら、今表面から水蒸気がたったでしょ? -
師匠、見えません!
(見逃す弟子)
とにかく、空気中の湿気さえもまずは飛ばす。
油は先にひいちゃダメ絶対(メモメモ)
2.油を入れるタイミングが命!!!
火を弱火にして「油を注ぎ」玉子を投入
- ほら!ここで油を注ぐと
油がお水みたいにサラサラな状態になります。
ここに玉子を投入!
(ジュわっと卵が落ちた瞬間白身がフワッと浮く)
-
本当だ!油がサラサラ。
いつもコールドスタートでトロリとした状態の
油がサラサラになるのを待ってました…
鉄のフライパンにコールドスタートはNGです!
とにかく、空のまま熱して目に見えない水分を飛ばす。
フライパン先生(店長)も「まだ油を入れるには早い!」
っていつも注意してますよ。-
知らなかったーーー!
3.できれば金属ヘラで目玉焼きを軽くこそげます
- くっつきにくいとはいえ、
フライパンから目玉焼きを剥がすきっかけは金属ヘラが便利。
ちょちょっと端っこを突けば底面から剥がれて
その後はもうくっつきません!
-
本当だ!目玉焼きがスルスルと移動する…
全ては油を入れるタイミング!!
目から鱗でした。
使いはじめでも、油をそそぐタイミングを気をつければ食材はくっつかずにオムレツも上手にできるとのこと。
鉄のフライパンがくっついてしまうお悩みのある方は以下の2点を見直してみてください!
Point 1:
油を注ぐタイミングはフライパンを空のままよく熱した後
Point2:
中性洗剤でフライパン表面を洗わない
ひとりでも、くっつかなくなる方が増えますように。
レッツ鉄パンクッキング!