経年変化を楽しむ、作家もののメジャースプーン

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Last Updated on 2022年8月18日 by 中島

プロキッチン バイヤー中島です。

飛騨高山の町から少し離れた工房で
活動をしている二人組のユニット、オシオクラフト(osio craft)から
コーヒーメジャースプーンが届きました。

オシオクラフトとの出会いは木製鏡餅。

昨年、木製鏡餅を探しておりまして、
運命の出会いをしました。
橙に施された真鍮製の一輪挿しは
他にはないデザインですよね。
今年の年末分も既に発注済みですよ!

せっかくのご縁を
年に一度の鏡餅だけだなんて残念すぎる。。。

ということでご相談させていただき、
まずはコーヒーメジャースプーンを
お願いすることにしました。

こちらのコーヒーメジャースプーン。
もともと本屋兼コーヒー屋を営んでいるご友人から、
頼まれたのが製作のきっかけだそうです。

そのご友人が住職というあだ名だそうでして、
(見た目など諸々)
お寺の柄杓をイメージしてデザインされたそう。

確かに真っすぐと伸びた柄は
柄杓にそっくりですよね。

約5g用と小ぶりなサイズ感で、
柄が短いタイプは小さめの瓶などを使っている方に。

柄が長いタイプは大きめの瓶や
袋からそのまま取り出す方にお勧めです。

柄のお尻の部分は、
最後にナイフワークで削っているそうでして、
アクセントになっています。

「段々とコーヒーの油分が木に馴染むことで、
桜は特に経年変化で色も濃くなってくるので、
良い風合いになります。
毎回洗ったりする必要はないかと思いますよ。」

とおっしゃるオシオクラフトの村澤さん。
ご友人がお店でお使いの色濃く育ったメジャーカップには
きっと思い出も色濃く染み込んでいるんでしょうね。

柄は桜の木そのものの色と
黒染のものと2種類あります。

黒い色は鉄媒染といって、
木材もつタンニンという成分と鉄を反応させて
黒く染色しているそうです。
木目を活かしつつ自然な仕上がりとなり
素敵なアクセントになっていますよね。

ロゴ入りの箱に入っていますので、
プレゼントにも最適です。

オシオクラフトのコーヒーメジャースプーン

珈琲好きなあの方へ、
またはおうちカフェを愉しむ道具の一つとして、
いかがでしょうか。