プロキッチン新商品撮影裏話 2024.9

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スタッフ中島です。

毎週火曜日は新商品のイメージ撮影の日。
この日は陶芸家の飯高幸作さんと一緒に
幾度となくミーティングを重ねて作り上げた
プロキッチンリクエストの器の撮影でした。

あれはまだコロナ禍前だったかな。
私がまだバイヤーだった頃に
お声掛けをさせていただきまして、
お話が消えかけそうになっても
何度もラブコールをさせていただき、
ついについに完成です!

私が愛用している飯高さんの器がこちら。

「私をみて!」という自己主張や
押し付け感がなく、スッとしていて佇まいも上品。
この器ためにいつもよりもちょっと
丁寧に料理をして盛り付けたくなってしまう

飯高さんの作品にはそんな印象を私は受けました。

この飯高さんの器の魅力をもっと身近で
気軽に日常使いして感じとって欲しい。
定食屋さんのようにトレイに並べて
飯碗や湯呑みも小鉢として使ったり、
その時のメニューで組み合わせて使える
そして何よりも価格を抑えたい
そんな希望を飯高さんにお伝えしました。

その時のメモがこちら↓

そして完成した器がこちらです。

よくこのメモで私たちの要望を汲み取ってくださった(涙)
他にも湯呑みがありまして、
形は全部で5種、色は白と黒あります。

器に関するあれこれは
発売日近くになってから店長みさこから
お知らせがあると思いますが、
今回の撮影のために料理上手なスタッフ三木が
たくさんのメニューを考えて作ってくれまして、
ぜひみなさんにもみていただきたい。

特に柿の白和えは最高でした。
和え衣にマスカルポーネチーズが入っているそうで、
山椒を振りかけて食べてと言われ、
それがまた最高に美味。

「三木シェフのプロキッチン食堂を作って、
そこで使用した器が買えるお店っていうのはどうかしら」

「いいねー。それ最高!」

オンラインで海外からも手軽に買い物ができる時代に
逆行していますが、そんなお店も楽しそうですよね。

で、その日のランチは
こんなに豪勢なワンプレートとなりました。

三木さん、いつもご馳走様です!

さて、飯高さんと作り上げた器ですが、
私のイチオシはオーバル皿です。
焼き魚にも使え、
おつまみ3種盛りにも使える
私の理想の長皿を作っていただきました。

まずは旬の秋刀魚を。

魚だけじゃありません。
唐揚げなど洋食にもオーバルは使えます。
場所を取らないのがオーバル皿の良いところ!

ちなみに下に敷いているトレイは
私も愛用している
松屋漆器店 白木 1尺3寸長角盆
です。
何年経っても禿げたりしないのは、
作りがしっかりしている証拠かな。

飯高さんの新商品の発売日は10月下旬を予定しております。
初回は入荷数が少ないため、お客様優先で
私たちの手に入るのは次回入荷以降かしら。

それまでの間に
白にするか黒にするかをじっくり考えます。
どちらも捨てがたい。

陶芸家の飯高幸作さんが代表を務める
kousha ceramic worksの器は他にもありますよ。