プロキッチン 店長みさこです。
今日はフライパンについてお話しましょう。
若かりし頃、一人暮らしをするときに
母に用意してもらったフライパンは
フッ素加工で軽くて安くてっていう
ホームセンターなんかでも買える
フライパンを使っていました。
使っているうちに何度かみすぼらしくなって
買い替えたりしてましたが、鉄のフライパン
を使うようになってからは、最初の頃こそ
くっついちゃったり焦げちゃったりの
失敗はあったものの、コツを覚えてしまえば
なんて楽でかわいいやつなんだ!
と思えるようになりました。
鉄フライパンのお話はこちらで!
特集「どうして鉄フライパン使ってるの?」
特集「お助けします!鉄のフライパン選び」
そんな私が、次にいいなーと思った
フライパンが、「ポワン・バーグル」
パリの展示会「メゾンオブジェ」で
見つけてきたベルギーのフライパンですが
表面にフッ素などが吹き付けてあるわけ
ではなく、埋め込まれているから
ほとんど加工がはげることはないんですね。
あと、他のフッ素加工のフライパンと違って
素地が鉄ってところが他にはない
フライパンで、これが使ってみると
鉄の良さとフッ素加工の良さがひとつに
なってすごくいいんですよね。
ただ、難点は、鉄なので重いってことですかね。
そして、今回紹介するのは、「GREENPAN」
一度は聞いたことがあるのではないかな?
と思いますが、コーティングは
熱しすぎても有毒ガスが出ない安心安全な
セラミックコーティング。
実は私も昔、目玉焼きがつるん!と
すべっている写真を見て、買ったことが
あるんです。そして、はじめこそ
ほんとにくっつくことなくつるん!という
感じでつかえていたのですが、だんだん
くっつくようになってくるし焦げが
取れないし・・・という感じになっちゃって
プロキッチンでの取り扱いはしてこなかった
のですが、それが改良されたということで
サンプルを使って使い心地を確認してみました。
そしたら、このヴェニスプロシリーズ、
ほんとにくっつかず、前のと違って焦げる
感じもしないし、とっても軽くて扱いが楽。
タンドリーチキンのように味付けされた
お肉を焼いても、焼き色がちゃんとついて
おいしく焼けます!
そして、焦げたところも油もつるんと
拭けるので片付けも楽なんですよ。
だから片手で持ってお皿に移すお料理とか、
洗う時も楽々。
野菜を炒め卵を流し入れて焼いた
スパニッシュオムレツも、片手でつるん!
もちろん、私は鉄フライパンで作る
お料理がベストだと思っているんだけど
こういう楽なフライパンもあると
ちょっと余裕が持てるなーなんて感じました。
ノンスティックフライパンも買い替えたく
ない!という方にお勧めです。
それと今回一緒に紹介したいのが、鍋。
フェザーウェイト・ココットという名前から
わかるように、羽のように軽い・・・
羽・・・とまではいかないけど、いつも
使っている鋳物鍋と比べたら、それはもう
驚くほどの軽さ。
それなのに、機能性は鋳物鍋とほとんど
同じっていうんですから、驚きです。
使ってみたんですが、ほんとに無水調理も
できちゃうし、大さじ1くらいのお水で
さっと野菜を蒸したりに使っても、洗うのが
軽いからつい手にとってしまうんですよね。
ブロッコリーが青々とおいしく蒸せます!
私もそろそろ重い鍋を持つのが大変な
年頃になってきているので、この鍋は
この先の人生、ずっと使っていけるお鍋に
なるかもしれないなーと思ってます。