「セミドライパイン」を作ろう Vol.3

投稿日: カテゴリー 干し野菜研究家 廣田有希タグ , , , , ,

〜果物は半生”セミドライ”でジューシーに保存〜

廣田 有希です。

温かい房総では、
蛍が最後の力を振り絞って光を放っています。
蛍は陸に上がってからは2週間で命を
終えてしまうとのこと。
命の尊さの輝きを感じます。
蛍の終焉を迎えると同時に梅雨到来。
梅雨入りしたとはいえ、たまに訪れる猛暑日。
そんな時には南国に行きたくなります。
最近ではパイナップルが当たり前に
手に入るようになったのですが、
ドライパインを簡単に作れるのをご存知でしょうか?

一般に売られてる、ドライフルーツは、
常温保存できるように機械でしっかり乾燥。
だから、ジューシーさや風味も少ない。
また、砂糖で煮てから乾燥させてるものも多いです。

自分で作れば、生の果物の持つ、
”みずみずしく甘い水分”を干すことで、濃~くできる。

水分が少ない分、甘さが濃く感じられるので、
いつもの果物がもっともっとあまーく感じられます。

今回は、1つだと、大きくて買うのに躊躇することも
しばしば・・・の

”パイナップル”の干し方をご紹介します。

料理に入っているパイナップルは、
水分が他の素材を邪魔していることもあるので、
なかなかどうりで苦手なのですが、
この半干しパインだと”カモン!!!”と
言いたくなるほど、料理との相性がよくなります^^

パイナップルの皮を剥き、5mm程度のスライスか、
好みの大きさに切って干しカゴに直接並べて、
晴天の日(風があればなお良い)に干す。

1日程度でしんなりとしたら出来上がり。
干せば干すほど乾燥します。(2−3日)
好みの干し加減で取り込みましょう。

※カラッと晴れている日に干すのがポイントです。

次の晴れ間に、ぜひ干してみてください?

 

<<干したものの食べ方>>

・そのまま食べたり、冷凍しておき、半解凍状態だとシャーベットのように食べられる

・炒め物のアクセントに入れても、パイナップルがべちゃっとしないのでおすすめ!!!!

保存は冷蔵・冷凍で。

 

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