プロキッチン見目です。
寒い時期の朝は白湯に始まり、
具だくさんの味噌汁を朝ごはんに食べます。
大きめに切った大根や人参を前日の夜に
出汁で下味をつけてやわらかく煮、
翌朝にチンゲン菜、豆腐、ねぎを入れ、
味噌は少し薄味にします。
布団から出るのが億劫なくらい冷える朝は
ショウガも足して体の中からポカポカに。
具沢山な味噌汁を作るようになってから
大きめのお椀を探していますが
なかなか自分の好みのお椀に出会えていません。
サイズ以外理想的なのは我戸幹男商店のお椀。
プロキッチンの事務所の食器棚には
我戸幹男商店のMATEVARI、スープボウル 羽反があり
お弁当と一緒に汁ものを食べるときはいつも使っています。
特に好きなのはスープボウル 羽反の口元の部分!
羽反(はぞれ)の形は茶道で使う茶碗からヒントを得たそう。
高台のない独楽のような形が独特で
これまでの汁椀とはまた趣が異なります。
デザインのアクセントになっている外側に
反った部分が口をつけた時に下唇に乗るようにフィットし、
すっと口の中へ運ばれていく感じがとても良いです。
一見スタイリッシュなお椀に見えるけど、
この羽反の反りをデザインとしても
さりげなく見せているんだなと使ってみて実感しました。
なんだか倒れやすそうっと最初は思いましたが
意外に安定感もあるんですよ。
味噌汁だけじゃなくスープも多いって方は
このスープボウル 羽反がおすすめです。
手にフィットする丸みのあるMATEVARIは
文句なし!と言いたいくらいですが
大きなお椀を探している私には少し小さいのです…。
おかわりを何回もすればいいのだけれど…。
お子さん用や普通のお椀として使うにいいサイズです。
「ケヤキ・サクラ・カエデ・ナラ・ブナ」の5種類の木があり
仕上げは「拭漆」、「プレーン(ウレタン仕上げ)」の2種類
全部で10種類から選べるのは選びがいがありますよね。
家族で好きな木を選ぶのもいいし、
裏面に木の種類が書いてあるので
名前に桜が入ってたり春生まれのお子さんには桜のお椀もいいですね。
私のお椀探しはまだまだ続いていますが、
毎日使うものだからこそこだわったお椀を見つけたいですね。