〜ワンランク上質の加熱する道具〜 ”せいろマジック”

投稿日: カテゴリー 干し野菜研究家 廣田有希タグ , , , , , ,

お久しぶりです。廣田有希です。
(*過去の干し野菜ブログはコチラから)

せいろを使い始めてから9年。
せいろがあると”楽ちん&美味しい”
溢れるほど得られます。
だから我が家のせいろは、朝から大活躍。

朝から忙しいせいろは、
晩に炊いたご飯を温め直す(強火3分ほど)。
お弁当や朝ごはんに。
その際、一緒に野菜を入れるとお弁当用の材料や
夜ご飯の下準備もできてしまうのです。

一つのせいろに色々詰めて、あとは火をつければ
何品もできる。そんなせいろは蒸気によって
素材に熱を満遍なく与えます。
だから、加熱むらがなく、
100度以上にならないので焦げる心配もない。
そして、茹ですぎた時のように
“煮崩れる”こともありません。
また、ゆっくりと加熱することで、
サツマイモなどは電子レンジでの加熱よりも
2倍近く甘みが増すとも言われています。
それに肉類もふっくら加熱することができます。

とにかく、美味しく加熱できる。
これからの乾燥により
”肺”を患わしやすい冬には、
こういった水分での加熱調理が適しています。
(肺は乾燥に弱い臓器なのです)

ちなみに、
せいろで蒸す野菜の目安の時間は
一口サイズにしたり大きくカットしたりと、
大きさで異なりますが、
根菜類は10分前後、葉物野菜は2−5分くらい。
根菜類と一緒に葉物を温めるときは、
最後の数分で葉物を投入します。
また、大根や人参などは、大きく切って、
軽く塩をまぶしてから蒸すと、
蒸してる間にいい塩梅に塩が含まれます。

たくさん作っておけば、スープに使ったり、
炒め物やソテーにも大活躍。
衣を付けてフライにするのもおすすめです。

そして、日本人ならぜひ作って欲しいのが、
せいろで蒸す”お赤飯”
小豆を先に茹でておいて、
その茹で汁にもち米をひと晩浸して、
それを40分ほど蒸すだけ。

お赤飯、初めは難しいのかなと
思っていましたが、浸して蒸すだけ。
途中で使う、塩で調味した小豆の茹で汁は
舐めてみて”うん、美味しい。”という
くらいの塩加減で良いと思います。

レシピを探すと色々あって、
よくわからなくなってしまうのですが、
小豆を茹でて、その茹で汁にもち米を浸す。
ひと晩浸したら蒸す。
途中で、茹で汁の残りに塩を足したものと
混ぜてまた蒸す。
と、案外大雑把に作っても
美味しくできてしまう不思議。
これぞせいろマジック

自分でお赤飯を作ると、
”あぁ、私は日本人”と感じてしまいます。
小豆は女性にも優しいお豆。
ぜひ定番の一品にせいろで
お赤飯を作ってはいかがでしょうか?

せいろは、暮らしを豊かにする道具。
ぜひお試しください。

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