Last Updated on 2024年1月19日 by 蟹谷
プロキッチン 蟹谷です。
今回新しく扱うことになった
「四十沢木材工芸」の木のお盆。
SNSやお店など、どこかで
見かけたことがあるかもしれません。
私が初めてお店で目にしたとき、
無垢の木のお盆なのに
お花の形が印象的で、
食卓にあるとパッと華やかになるような
存在感がありました。
一度目にすると忘れられない形、
ひとつひとつ表情の違う木目など、
天然の木ならではの
ぬくもりを感じられます。
四十沢木材工芸さんは、
石川県輪島市で漆器用素地の
木地屋として創業されました。
輪島市といえば
輪島塗が有名ですよね。
漆器となると敷居が高くなりますが
漆を塗る前の木も大変丈夫で
しっかりとした厚みもあり、
それだけで重厚感があります。
今回扱うことになったのは
「KITO」というシリーズ。
「KITO」とは、
“木と一緒に過ごせるように”
という意味を込めてつけられているそう。
表面を液体ガラス塗料で
コーティングしているので、
直接食べものを載せてもいいですし、
お茶など飲み物をこぼしても
さっとすぐに拭き取れます。
お盆としても使えるし、
ひとりでお茶にするときに
お皿としても使えますよ。
毎日でもハレの日でも
どんなシーンでも使えるので、
用途ごとに家族分にと
少しずつ揃えたくなります。
サイズは小・中・大の3サイズですが
中と大に関しては
木目や個体差がはっきりとわかるので
個別の販売にいたしました。
一点一点違うので
お好みの木目を見つけてくださいね。
新しくお取引をさせていただくことになった
四十沢木材工芸さんですが、
先日の能登半島地震で
大きな被害を受けられました。
安否を心配してご連絡したところ
皆さまご無事とのことでしたが
製造の再開は先になりそうとのこと。
これから作っていただくのは
難しいかもしれませんが、
倒壊してしまった倉庫の中にも
無傷の在庫もあるそうで、
新商品として扱わせていただくことになった商品も
追加で注文をお願いしたいと思っています。
私たちが今できることとしては、
無事に残った商品をたくさんのお客様に
手に取ってもらいたい！
そのためには、四十沢木材工芸さんの
すてきな商品をプロキッチンを通して
ご購入いただくことだと考えました。
お取引させていただいたばかりですが
このご縁を大切にして、
私たちができることを通して
四十沢木材工芸さんの復興を願っております。