日本の食卓の立役者、味わい鍋

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投稿日:2024年5月21日 | 更新日:2024年5月23日

プロキッチン店長みさこです。

一日お仕事をして帰ってきてからの食事つくりは、そこからがまた一仕事。そんな時にはなるべく楽においしく調理できたら嬉しいですよね。

美味しく出来るからとずっと使っている鋳物のお鍋は、もう20年以上使っていて大好きなお鍋ですが、最近は取りだしたり片づけたりに「よいしょ」という掛け声が出てしまうような感じで、取り出すのがちょっと億劫に。

だけど、やっぱりあの重さがあるからこそ味わえるおいしさもあって、煮物やカレーなど、じゃがいもやお肉を入れる料理には「よいしょ」と言いながら取り出しておりました。
おいしさは妥協できない・・・けど重いなぁ。はぁ。というお年頃でして・・・

そんな時に出会ったのが「味わい鍋」です。

まず、持って驚くその軽さ。
アルミですから軽いんですけど、鍋の厚みは底面が5mm、側面が3.5mmとしっかり厚みがあります。
蓋も厚みがあって重いので、無水調理もできちゃいます。

■味わい鍋をおススメする理由

その1.軽い


普段使っている鍋が重いので、持った時に驚いてしまいました。
これなら盛り付けも洗うのも楽々です。
軽さの感じ方はひとそれぞれ。普段鋳物のお鍋を使っている方はすごく軽く感じるでしょうけど、薄手のお鍋を使われている方には重く感じると思います。
それでも、扱いが億劫になる重さではありません。

その2.無水調理ができる


蓋の重みはしっかりあるので、圧力と密閉効果を高めて、鍋底からフタまで、ムラなく熱を伝えてくれます。フタと鍋の接地面に「水蒸気の膜」ができて密封される「ウォーターシール」構造によって、熱を逃がさずに温度や圧力を一定にキープしてくれるので、少しの水分だけで調理でき、素材本来の味を引き立ててくれます。

その3.焦げ付かない


焦げやすいアルミの鍋ですが、フッ素樹脂加工がされているので焦げ付かないのも特徴。このフッ素樹脂加工もPFOAフリーですから安心です。
日本の食卓で使われる醤油、砂糖、みりんといった焦げやすい調味料を使うお料理も気を遣わずに作れますよ。

その4.蓄熱性が高い
熱が伝わりやすいアルミなので、鍋全体が早く均一に温まりますが、厚みもしっかりあるので冷めにくいんです。
お米を炊いてもしばらく温かいままだったり、煮物なども火を消しても温かく、冷めていくのも緩やかなのでじんわりと味が染み込んで美味しくなります。

その5.お手入れが楽

焦げ付かないのでするんと汚れが取れ、ゴシゴシ洗わなくてもきれいになっちゃいます。キッチンペーパーで拭くだけできれいになるし、拭かなくても鍋から取り出しただけでもきれな状態だったりします。ですので、コンロに置いたままにしておくと、すでに洗ってあるのかと勘違いしてしまうことも。
実際洗う時も、軽いので片手で持って洗うことが出来るので本当に楽です。

新品同様にしてくれるサービスも
とにかく、私はしばらく使ってみて毎日出番がない日がないくらい使っちゃってます。ぱっと取り出してサッと使ってササっと洗えるので、また次のお料理にも使ったり。
そんな出番の多いお鍋になりますと、どうしてもフッ素加工が剥げてきてしまいます。
本体はシンプルなお鍋ですから、壊れるなんてことはまずありません。
ですので、半永久的に使えるので、コーティングの再加工をしてもらったら新品同様になりますよ。
【再加工・修理サービスはこちらです。】

一生もので終わらない二生もののお鍋
10年、20年、50年後も使い続けて欲しいから、お子さまへお譲りいただく時に再加工してプレゼントしていただけたら、鍋も作り手も使い手さんもみんなが笑顔になれますね。

土鍋で炊くごはんはおいしいですが、重さが気になる方もいると思います。
そんな方にもぜひ炊飯を試して欲しいです。

炊きあがってから蓋を開ける時に気を付けていただきたいことがあります。
厚みと重量のあるフタが圧力と密閉効果を高めて、鍋底からフタまで、ムラなく熱を伝えてくれるので、ふっくらおいしいご飯が炊けるのですが、蓋には蒸気が付いているため、蓋を斜めに開けると蓋についた蒸気がジャーっと流れてご飯にかかってしまうんですね。


それを防ぐには、蓋を垂直に持ち上げて、そのまま横に持って行く


これですよ。必ずやってくださいね!