展示会を何百ブースまわっても、忘れられなかったもの。

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プロキッチン店長みさこです。

今日ご紹介したいのは、今年2月、ドイツ・フランクフルトで開催された、世界最大級の国際見本市「アンビエンテ」で見つけたとっておきのケトルです。


KELomatのブース。

― ドイツ・アンビエンテで見つけた、ケロマットのケトル

生活雑貨の宝庫とも言えるこの展示会には、世界中から何千ものメーカーが集まっていました。

1日でまわるのは到底無理。ひたすら歩いて、見て、話して、また歩いて…。
そんな中で、ぱっと目に飛び込んできて、どうしても忘れられなかったのが、ケロマット(KELomat)のケトルです。

一目惚れした「かっこよさ」

美しいのはもちろんのこと、どこか懐かしさと洗練が同居していて、とても印象的でした。

中でも「ウィンザーケトル」は、私が愛用している ハックマン(HACKMAN) のケトルを思わせる佇まい。


10年以上使っている HACKMAN(フィンランド) のケトル。


こちらはKELomatの「ウィンザーケトル」。
注ぎ口のかたちがHACKMANに似ていてかわいくて、サイズ感も絶妙。シンプルで高品質なステンレスケトルって、意外と“ありそうでない”んです。
お湯が垂れにくいから、コーヒーのドリップにも最適。

その隣には、堅牢でたっぷり容量の笛吹ケトル。マットなヘアライン仕上げが本当に美しくて、持ち手までステンレスで揃えた、潔いデザイン。
蓋のつまみの丸が大きめなのもチャーミングで、可愛さと頼もしさをあわせ持つ、まさに“一生もの”。

デザインだけじゃない、優れた機能性

実は最初、完全に見た目に惹かれて「これ、欲しい!」と思ったのですが、
よくよく聞いてみると、機能性も申し分なし。


笛吹ケトル
底面は「カプセル加工」と呼ばれる構造で、間に空気層を持たせることで熱効率が高く、すばやく沸いて冷めにくいという優れもの。
そして、ヘアライン仕上げなので、ステンレスなのに汚れが目立ちにくい。


さらに、持ち手のカーブが手にやさしくフィットして、持ちやすいのも魅力のひとつ。「あ、うっかり空焚きしてた!」なんてヒヤッとすることも防いでくれる、頼もしい仕様です。一人暮らしにもおすすめですよ。また、私は離れて暮らす高齢の両親にプレゼントしようかと考えてます♪

ケロマット(KELomat)とは?

ケロマットは、長い歴史を持つドイツのメーカー。
質の高い素材選びと、熟練の職人技によって、耐久性のあるキッチンツールをつくり続けています。
今回見本市で直接担当者の話を聞き、製品へのこだわりや、変わらぬ製法にも触れることができました。

日本のキッチンにも似合うケトル

北欧デザインやインダストリアルな空間にもよく合いそうな佇まい。
だけど、どこか昭和レトロなキッチンにも似合ってしまう不思議な魅力があります。

「毎日使う道具こそ、いいものを」という方には、きっと響くケトルです。

「こういうのを待ってた!」の声、続々。

発売直後からじわじわと人気が広がっているケロマットのケトル。
やっぱり、「こういうのを探してた!」という方が、たくさんいらっしゃったんですよね。
かっこよくて、ちゃんと使えて、長く付き合えるケトル。

輸入品のため、今後は為替の影響で価格が変動する可能性もあります。
私のように「忘れられなくなった」方は、ぜひ、なるべく長く付き合える今のうちに、お迎えください。
キッチンに立つたび、目に入るたび、気持ちがちょっと上がる——そんな道具との暮らし、始めてみませんか?