山中漆器の木地師が作るお椀

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プロキッチン 店長みさこです。

今日ご紹介したいのは、山中漆器の
我戸幹男商店のお椀。

まずは、私が石川県の山中温泉にある
我戸さんを訪ねた時のことをお話します。

山、川、自然に囲まれた場所に
突如現れたモダンな建物。

出迎えてくれた方は代表の我戸さん。
我戸幹男さんではないのですが
苗字は我戸さん。ガトってガトーショコラ
みたいなおいしそうな苗字ですね。
なんて言ったら怒られそう・・・いや
笑ってくれそうな優しい方で、大きい方です。


お茶はこんな素敵な木の湯呑で出て
来ましたよ。これは持っても熱くなく
軽くて口あたりもよくて素敵。


さて、我戸さん、山中漆器について
図を描いて説明してくださいました。


一般的には、器をつくるために使う木は
横木で作るのですが、山中では
縦に木を使う「縦木取り」で作るので
背の高いものが出来るし、頑丈に出来る
ので、渕を薄くすることができるなどの
特徴があるそうなんです。


置いてある商品を見ても、口元が薄くて
とても繊細なもの、デザインもモダンな
ものがたくさんあって、ため息がでちゃうほど。


その中から、私たちは普段使いに使える
MATEVARI】を選びました。


シンプルだけどちょっと他にはないデザイン
手に持った時の底にあたる指のおさまりも
いい感じです。

この【MATEVARI】は、形は
プロキッチンでも人気の【ソノベ めいぼく椀
に似てますが、厚みは薄く、重さは軽い!

ぜひ、普段使いにお使いいただきたい
お椀です。5種の木材の中から、私は
「サクラ」と「カエデ」が気に入りました~
同じサクラでも、プレーンと拭漆では
雰囲気が違うので、私と夫はシックな拭漆を、
子供達には少しカジュアルなプレーンを購入
するつもりです。

我戸さん、ありがとうございました!!