松屋漆器店のお重でおせち料理デビュー

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プロキッチン見目です。

みなさんはおせち料理作りますか。
私は実家がケーキ屋だったのでクリスマスが終わってほっと一息する間もなく、年末年始はお年賀用の焼き菓子作りにあわただしくいつの間にか年越し…というパターンが多く、おせち料理は田舎の祖母の家で食べるのが定番でした。プロキッチンに転職をして、おせち料理に挑戦!っと意気込んでいましたが、2年連続でインフルエンザ、胃腸炎と寝込んで過ごす正月…。

そして、ようやく去年におせち料理デビューしました。
今日は昨年作ったおせち料理をご紹介します。

まず、「頑張りすぎない」というのを合言葉に決めて、おせちの料理の中で自分が食べたい物を決めました。おせち料理は一品一品、いろんな意味が込められてありますが全部というのは初心者の私には難しく、これが好き!食べてみたい!というメニューを入れることにしました。そして次に「作ってみたいもの」、「買うもの」に分けます。

半分「買う」にしたら、半分なら私にもできそう。とハードルも低く感じます。また、勝どきの事務所から築地場外が近く、買い物に行く楽しみができるのもよかったです。

本来ならお重ごとに入れるものも決まっていますが、ここもゆるーくきれいに詰められるようにするということだけポイントにしました。
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このお重で買ってきたのは栗きんとん、昆布巻き。
作ったものはチャーシュー、厚焼き玉子、八幡巻き、伊達巻き。
オニス並 尺×尺できれいに形を整えました。

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このお重で買ってきたものはかまぼこ、黒豆。
作ったものは、なます、ぶりの照り焼き、海老、松風焼き。
なますは柚子をくり抜き器にしました。
黒豆はロールストランド クリナラ ボウル 9cm ペアセットに入れています。高さも低く小鉢としてお重にぴったりです。
紅白のかまぼこは抜型を使って色違いに抜いてアクセント。
これは子供も楽しんでお手伝いできるのでおすすめです。

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最後のお重は煮物。
これはもちろん作りました。お正月らしさを出すポイントはニンジンをぬき型で抜くです。
プロキッチンでは抜型の種類が豊富、松竹梅のめでたい抜型を使うだけで華やかに!
抜型に頼る!これも頑張りすぎないでできた理由のひとつです。

そしてひっそりと散らしてあるお正月のめでたいモチーフはお麩です。
築地のお麩屋さんで見つけてこれを飾れば!!っと思い買いました。
お雑煮に入れるだけでもいいですがアクセントに小物を使うのもいいですよ。
ちなみに私が使っているのは松屋漆器店 白木 6寸三段重 内朱 です。
内朱はハレの日にぴったりのめでたいお重箱、何かと多めに作ることが多いのでサイズは6寸を愛用しています。

みなさん、おせち料理デビューしたくなりましたか。
難しいっと思ったら少しずつやっていくのもいいかなと思います。
お重に詰めるってだけでも華やかな食卓になりますのでぜひ、我が家にお重から迎えてみませんか。