プロキッチン見目です。
みなさん、「大人の『ワインかき氷』を作ってみました!(前編)」はご覧いただきましたか。
ワインかき氷ってどんななの?
ワインを凍らすとどうなるの?
っと、気になってた方も多いと思います。
種類やアルコール度数によって異なりますが、ワインは凍らせるとアルコール分が凍らずに半溶けの状態になり、型から外すとすぐに溶け始めてしまうので時間との勝負になります。
削りたては普通のかき氷と変わりませんが、ちょっと時間が経つと崩れてしまいました…。
時間が勝負ということで、まずは白ワイン。
このクラムボンボンの白ワインは甘すぎず、さっぱりとした味わい。デザートとしてはもちろん肉料理の後など口直しにさっぱりとして◎。かき氷機で削ると口当たりのやわらかいシャーベットのようでした。ひんやりとした冷たさがアルコールをあまり感じず、パクパクと口に運んでしまい気がつくとボトル半分ぐらいの量をぺロリ。
これは食べすぎ要注意です!
次に赤ワイン。
アルコール度数が高いので、白とロゼに比べるとほとんど凍っていませんでした。
固まっていないのでかき氷機で削ることができずスプーンで崩すことに。
デザートと言うよりは肉料理と合わせて食べるのがおすすめ。渋みが強く口に残るため、りんごジュースやぶどうジュースと混ぜて凍らせると「フローズンサングリア」になって食べやすくなると思いました。
次にロゼワイン。
固さは白ワインと赤ワインの中間くらい。
甘みがあって「デザートならロゼで決まり!!」っと、一番人気。
食後のデザートは甘い物♪という方にはぜひ、ロゼかき氷を食べてもらいたいです。
3種を比較すると
<凍る固さ>
白ワイン>ロゼ>赤ワイン
アルコールの度数にもよりますが、かき氷機で削るなら白ワイン、ロゼワインがおすすめです。
<味>
白ワイン:さっぱり
赤ワイン:渋みが強い
ロゼ:甘い
<人気度>
白ワイン★★★★☆
赤ワイン★★☆☆☆
ロゼワイン★★★★★
プロキッチンスタッフにはロゼワインが人気でした。ワイン通の廣田社長もロゼが一番おいしかった!と絶賛。私も甘さがデザートっぽいロゼが好みでした。
実は、削る以外にかき氷のシロップとしてかける事もやってみました。しかし、氷の上にかけると薄まってしまうので、少し味がボケてしましました。
ワインを凍らせるのは大胆でもったいない気もしますが、やるならワインを凍らせてやるに限ると思います。また、普段残ったワインの使い道に悩んだら、タッパーに入れて凍らせて、翌日晩酌代わりに楽しむのもいいですね。
みなさんもぜひワインかき氷やってみてくださいね。
親子で楽しめる特集【こどもも大人も楽しい一緒にかき氷】もご覧ください。