中尾アルミさんの工場見学~アルミ製品の虜になった理由~

投稿日: カテゴリー プロキッチンから

プロキッチン見目です。

みなさんはアルミ製品について
どれくらい知っていますか。

実は私、家ではずっとアルミの雪平鍋を
使っていましたが、軽くて、扱いやすいので
使ってるというくらいで
特性や良さを知らずにいました。

今回、中尾アルミさんの工場見学に行って
(中尾アルミさんの工場見学~アルミ製品ができるまで~)
すっかりアルミ製品の虜になった私、
その理由を今日はご紹介します。

アルミの金属特性は大きく3つ

・耐食性に優れる
・熱伝導が良い
・軽くて扱いやすい

【耐食性に優れる】
アルミ(アルマイト製品)は
表面が美しく汚れにくい、
硬く腐食に強い性質を持っています。
アルミは空気中にさらすと、
表面に薄い酸化膜を作ります。
この皮膜はアルミの表面を保護し、
腐食を防ぐ働きをしてくれます。

【熱伝導が良い】
熱伝導が1番良いといえば銅製品ですが
重さや価格を考えると…。
実はアルミ製品も熱伝導がいいですよ。
ステンレスの約15倍、鉄の3倍
湯を沸かす時は時短に、煮込み料理は
じっくり熱が通りますよ。

【軽くて扱いやすい】
鉄やステンレスの約1/3と軽く、
手入れも簡単です。
普段の手入れは洗剤とスポンジで洗い
水気を拭き取り乾かすだけでOK
お湯の方が水切れが良いです。
黒ずみや焦げもクレンザーや
スチールウールで軽くこすると取れます。

アルミ製品は熱伝導がよく鍋の底面だけでなく
全体が温まるので料理の味、調理時間は
断然変わると思います。

板厚が薄いものは早く湯が湧くので
野菜の下ゆでやみそ汁におすすめ。
板厚が厚いものはムラがなく、
焦げにくくなるのでじっくり熱を伝える
煮込み料理はより美味しく作れます。

そしてちょっとした事ですが
話を聞いて思わず「おぉ!」
と言ってしまった事があります。

ステンレスのやかんや鍋を使っている方なら
経験があると思うのですが
注ぐ時に注ぎ口から湯が噴き出す事ありませんか。
火があたっている部分と
側面の温まる温度が違うので
注ぎ口に湧いた湯が触れると温度差で
吹き出してしまいます。
アルミ製品は火のあたる底面だけでなく
全体が温まるので吹き出す心配がありません。

それを聞いた時に、アルミ製品について
無知だった私は
「あります!よく吹き出るんです!」
とそういうことかぁっと納得してしまいました。

ステンレスも軽くて扱いやすいですが
熱伝導の良さで時短に、さらに美味しくなるなら
断然アルミ製品を使いたくなりました。

我が家で当たり前のように
末長く使われてた理由もきっと
こんな理由があったからなんだなと思いました。

アルミの特性はわかったけど
大きさや種類はどれがいいのかなぁと
思う方もいると思います。
次回は、
中尾アルミさんの工場見学~気になること聞いてみました~

サイズやおすすめの料理、
質問したことをご紹介します。

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