飯台を使うと酢飯はもっとおいしくなる!

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プロキッチン 北村です。

特集ページ
「プロに教わるおいしい酢飯のつくり方」
アップになりました。
みなさん、ご覧いただけましたか?

ひな祭りや入学式など、ハレの日を祝う
彩り豊かなちらし寿司や
簡単に作れて、こどもの楽しい
イベントになる手巻き寿司など、
酢飯を使った料理はこどもも
おとなも大好きなメニューですよね。

そんな家族みんなが大好きな料理を
もっと美味しく作るには味の土台となる
“酢飯作り”が重要なんです!

今回、わたしは生徒として撮影に
参加して教わってきましたが、
つくづく、わたしの酢飯には
愛情が足りなかったわ…と猛省。
いくら具材にこだわっても
味のベースになる酢飯がおいしくないと
台無しになっちゃうんですよね。

実はわたし酢飯はよく作るのに飯台は
置き場に困るからと頑なに買わないで
来たのですが、やはり飯台を使う意味が
分かると、持っていた方が失敗がなく
おいしくできるんだなーと思いました。
意を決して小さいサイズを購入する予定です↓↓
3合用なので3人家族のわが家にぴったり!

「酢飯がべたべたする」
「酢飯がいつもすっぱすぎる」などの
お悩みがある方はぜひこちらのページを
参考に作ってみてくださいね。
本当においしい酢飯が作れますよ!

今日は特集ページでは語りきれなかった
合わせ酢についてと岡田さんに教わった
質問コーナーをご紹介いたします!

 

特集ページに掲載した合わせ酢用の黄金比。
皆さんがいつも作っているのと比べると
どうでしたか?
ネットで調べるとたくさんの配合比率が
出てきますが、岡田さんの割合は
どちらかと言うと酢が少なめで甘みのある
優しい味。マイルドブレンドになります。
実際、これまで覚えていた割合よりも
使う分量が少なめだし、酢飯だけを
食べてみると、少し酸味を足したくなる気に…

 

しかし、この黄金比が生きてくるのが
ちらし寿司が完成した時なんです!
それぞれの素材の味と合わさると、
お互いが引き立て合いながらも全体としての
バランスもしっかりとまとまっています。

岡田さんも
「具が合わさったときの味をイメージして
味付けをしています」
との事でした。さすが!
酸味が抑えられているので、酢が苦手な方でも
おいしく頂けると思います。
わたしの家族も酢が少し苦手なのですが
この割合で作ったときはおいしい~と
ペロリでした。

この割合をインプットしておけば
アレンジも自由自在。
お稲荷さんは甘辛い味付けなので
酸が効かせた方が美味しいそうですよ。

そして
市販のすし酢の中からコレがおすすめ!
というものを教えてもらいました。

ひとつめは
雑誌などのメディアでも有名な
こだわりの酢を作っている
飯尾醸造のすし酢です。
酸味と甘みのバランスがよく
スーパーでも買いやすい合わせ酢。

次は
マルカンのすし酢
こちらは昆布の出汁を効かせた
合わせ酢で、酸味を抑えたすっきり味。
三本の中では一番マイルドです。

最後は
紀ノ国屋のすし酢
こちらはかなり出汁の味が強く
三本の中では酸味の強さが際立ちます。
甘みも控えめでキリッとした味わいです。

実際に試食してみたのですが、
同じすし酢でもメーカーによって全く
味わいが異なり驚きました。
(できればそれぞれお試しになって)
わが家の一本を決めるといざという時に
大助かりになるはず。
ちなみにわがしは飯尾醸造のすし酢を
お買い上げ~。

次は酢飯やすし酢の素朴な疑問を
岡田さんへ直撃!素人目線の質問にも
優しく答えてくれました。

 

●残った酢飯の温め方

レンジで温めると酢が飛んでしまうので
合わせ酢を補うといいですよ。
(できれば蒸し器で温めるのがおすすめです)
ちなみに冷凍保存しておいた
酢飯を自然解凍すると水っぽくなるので
凍った状態で温めてください。

●残った酢飯の活用法

酢飯をつくり過ぎて残ってしまったら、
おにぎりや炒飯にしてお子さんの
お昼ごはんにすると喜びます。
あと相性が良いのが丼ぶりごはんです。
ぜひ、お試しください。

●合わせ酢のアレンジ法

合わせ酢は多めに作っておくとピクルスや酢豚
わかめの酢の物、オイルと合わせて
自家製ドレッシングなど、
幅広いアレンジができ重宝します。
市販のすし酢が残ってしまった時も
このように活用すればオーケーですよ。

●飯台の活用法

ちらし寿司の時しか出番がないと
思っていた飯台も木の吸湿性に注目すると
活躍の場が広がります。
洗った野菜の水切り、サラダの器。
そして夏場はそうめんの器として使うと
風情たっぷりな食卓を演出できます。
水漏れが心配な方もいるかもしれませんが
使っていくうちに漏れくなりますので
飯台はどんどん活用してください。

いかがでしたか?
ちらし寿司や手巻き寿司って記憶に残る
メニューだと思いますので、家族のおいしい
食卓の記憶がいつまでも残るように
おいしい酢飯づくりから始めてみませんか?