SAKUZANのニューフェイスは秋色カラー

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プロキッチンバイヤー 中島です。

「ママー、お米採ってきた!」

と学校から帰宅した娘が
手に持っていたのは、残念ながら
稲ではなくイネ科の植物。

生活の授業で秋の草花を
探しに行ったのだそうです。

もう秋ですねー。
外から聞こえてくる虫の音が
蝉から秋の虫に代わりました。

先日発売しました、
SAKUZAN新色ブラウン
ご覧いただけましたか?

まさに秋色!
シックなブラウン3色です。

井村屋のアズキバーのような色は
SAKUZANの定番カラーのブラウン。

お客様からのお問い合わせも多く、
この度仲間入りいたしました。

少し薄赤紫にも見えるブラウンで、
柔らかい印象の色味です。

先日発売した
アラビア 24h アベック パープル
と合わせるとしっくりくると思うんです。

いかがですか?
まだ夏の香りが残る初秋の
秋色カラーのコーディネートです。

SAKUZANの定番カラーのブラウンも
もちろん素敵なのですが、
実は私がイメージするブラウンとは
少し異なりました。

展示会へ伺った時にそんな話を
作山窯の担当の方としているうちに、
オリジナルで作って頂くことになりました。

「サンプルになる色はありますか?」

と聞かれまして、用意したものは
ARABIAのRUSUKA(ルスカ)です。

1960年代初頭から1990年代後半まで
製造販売されていたRUSKA(ルスカ)は
フィンランド語で秋の紅葉の意味。

残念ながら、私は
持ってはいないのですが、
寒さが深まるにつれ
色づく紅葉のように
ひとつひとつ表情が異なる
ARABIAのRUSUKA(ルスカ)は
私の憧れの食器でもあります。

「結構色にばらつきがありますね…」

と言われてしまいましたが、
中でもこれに近い色味でと
画像を添付してお願いをし、
作山窯からテストピースが送られてきました。

そうそう、これこれ。
私がブラウンと聞いて
イメージするのはこんな感じ。

さて、これは困った。
上のチョコレートのような色も
下のキャラメルのような色も
どちらも捨てがたい。

そこへ超ポジティブな店長みさこが、

「アイテム絞って、
両方やればいいんじゃない。」

鶴の一声ならぬ、
ミサコの一声で、
結局両方プロキッチンオリジナルとして
お願いすることにしました。

「さて、色の名前はどうしましょう。」

「上はダークブラウンで下はライトブラウン?」

「なんかありきたりだね。」

「それにしてもこの色は美味しそうねー。
キャラメルが食べたくなってきた。」

「あっ、キャラメルブラウンっていうのはどう?」

「じゃー、こっちはチョコレート?」

「キャラメルブラウンと
チョコレートブラウン。
うん、いいんじゃない。」

ということで、
色名も割とすんなり決まりました。

そして出来上がってきたものが、
今回お披露目しました、
キャラメルブラウン
チョコレートブラウンです。

作山窯さんでも
この色味は好評だったようで、
作山窯の直営ショップでも
販売してくださることになりました。

今回のオリジナルカラーは
ARABIAのRUSUKA(ルスカ)
をイメージして作った色なので、
もちろん北欧食器との相性もいいんですよ。

まずは持っている方も多いと思います。
ブラパラと相性がいいのは
キャラメルブラウンでしょうか。

プレート 14cm
取り皿や小ぶりのケーキプレートに
丁度よいサイズです。

アラビア 24h アベック プレート 20cm イエロー
もキャラメルブラウンといい感じ。

スープカップ
手軽に食べたいランチの汁物に
お勧めのサイズです。

パラティッシの中でも
人気のパーパラ
合わせてみたところ…

うーん、パーパラ
ブラウンと合わせても素敵だけれど
チョコレートブラウンと合わせると
キリッと締まる感じかな。

深みのあるブラウン
イチジクを引き立てますね。

という訳で、
こだわって作ってみました
プロキッチンオリジナル2色を含む
SAKUZANのニューフェイス。

左から
キャラメルブラウン
ブラウン
チョコレートブラウン

まだまだ日中は汗ばむ陽気ですが、
朝晩すこーし涼しくなり、
空気も夏から秋へと変わってきました。

公園を歩いていると
キンモクセイがふわっと香り
季節の移ろいを感じます。

SAKUZANの秋色カラーを使って
食卓も秋色に彩ってみませんか。

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