アップサイクルの素敵なお花をご紹介

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Last Updated on 2023年3月22日 by 岩谷

プロキッチン店長みさこです。

今日は今までになかった
とっても素敵なお花をご紹介します。

去年の11月に開催された、高知の企業が
集まった「ものづくり展」の入り口に
どーん!と飾られていたのがこちらです。

ナチュラルカラーをベースに赤、青、黄色
などの色がついたお花のブーケ。
「わー!かわいいー!!造花だろうけど
いったい何でできているの?」
と近づくと、想像もしていなかったもので
作られていました。

それは、木のかんな屑
かんなで削った薄い木から作られていました。

これは食卓に飾っても食事の邪魔にならず
テーブルに置いてもステキじゃないかな
と思い、お話を伺ってみました。

お話を伺ったのは、
土佐草木花の代表  辻ゆかさん。

つい先日の毎日新聞の「ひと」の欄にも
高知の木材のかんなくずを花に再生する作家
として紹介されていたので、ご覧になった
方もいるかもしれませんね。

辻さんは高知県の出身で、
現在は東京にお住まいです。

高知県は森林率が84%と日本一。
そこで作られる木製品の陰には
大量のかんなくずがほぼ利用されず
廃棄されていることを知り、
「かなば」を使って何かできないかと
試行錯誤しているころに、たまたま
出会ったのが現在パートナーの佐藤さん

偶然にも出身が同じ高知県!
しかも、年齢も近く意気投合。
一緒にかなばフラワーを
作ることになったそうです。

辻さんの想いが形になった不思議な繋がり。
素敵だなーと思いました。

ただ、今作っているのは、式典の胸章や
フラワーボックスなどセットでの販売が
基本とのことで、ネット通販には消極的
だったのですが、プロキッチンの想いを
お伝えしたところ、一緒に売り方なども
考えながらやってみましょう!
ということで進めさせてもらえることに。

プロキッチンでは、この木のお花には
木の一輪挿しオシオクラフトのベースや、
陶器の一輪挿しドイリーのベース
など、口の狭い一輪挿しに似合うような
ナチュラルなお花をイメージして
お願いしてみました。

そこで出来上がってきたのが
小さいミニバラが3本セットになったものと
大きいバラが1本のもの。
ミニバラ3本セットは1本ずつも使えるし
もちろん3本セットで飾ってもかわいいですね。

大きい一輪は存在感もあって、花びらも多く
より美しさを感じることができますよ。

日が当たらないトイレの壁に
他のドライフラワーと一緒に挿して
飾ってもステキ♪
茎も自由に折り曲げられるので
素敵にアレンジしてくださいね!

花は飾りたいけど、つい水替えを忘れちゃって
花瓶に刺さったままドライフラワーに
なっていたり(枯れてるだけ(笑))
水垢がついて汚くなってしまったり・・・
という心配もなく、飾っておけますね。

水をこぼせないオーディオの上にも。

おばあちゃん、おじいちゃんなど
お水を替えるのが大変だからと
お花を飾るのを諦めていた方に
花瓶と一緒にプレゼントしたら
喜ばれること間違いなし!

ラッピングも
高知在住のラッピングデザイナーの
上田さんが手掛けていて、
素敵なラッピングになっています。

植物からできている木のお花は
生花と同じように自然を感じられるので
入院のお見舞いにも良さそうですね。

WOODコレクション(モクコレ)の
オープニングセレモニーでは
小池百合子都知事の胸に土佐草木花の
胸章がつけられました。

日本のヒノキや杉などの木材と
伝統の土佐和紙を使い
アップサイクルされた木のお花は
日本が誇る商品と言ってもいいと思います。

そのうち、世界中から日本に訪問される
要人達の胸に木のお花の胸章が
つけられるのも夢ではないと思っています。

ぜひ、この素晴らしい活動を
みんなで応援しましょう~。