「束子」の正しいお手入れ方法、教えます。

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Last Updated on 2023年4月17日 by 蟹谷

プロキッチン 蟹谷です。

突然ですが、
たわしといえば「亀の子束子」
と言っても過言ではないほど、
亀の子束子は有名な
たわしブランドですよね。

恐らく使ったことはなくても
聞いたことや見たことは
絶対にあるはず。

そんな誰もが知っているたわしブランド
亀の子束子」のたわしの取扱いが
いよいよプロキッチンで始まりました!

たわしって消耗品ではありますが、
正しいお手入れをしてもらうことで
より長く使え、たわしの良さを
より実感してもらえると思うので、
亀の子束子さんからお聞きした
正しいお手入れ方法を
ぜひお伝えしたいと思います!

【たわしのお手入れ方法】
亀の子束子のパーム(ココナッツ繊維)、
棕櫚、他にもサイザル麻、
すべてのたわし繊維共通です。

1)たわしの繊維に入り込んでしまった汚れの取り方

流水をかけながら繊維をほぐして取り出す、
もしくは、水の中でたわし同士を
こすり合わせると取りやすくなります。

2)油汚れがついてしまったときの洗い方
中性洗剤を使って洗ってください。

洗剤を使わずに油のベタベタをとるには、
90度以下の熱湯を上からかける方法も有効的です。
熱湯消毒にもなり、たわしの品質を
大きく損なわずご使用いただけます。

3)通常のお手入れ
通常のたわしの手入れのポイントは、
たわし自体に「汚れをためないこと」と
水を早く抜くこと」です。

使用後は流水でキレイに洗った後に
よく水を切り、風通しの良いところで
乾燥させて保管。
週に一度程度の天日干しするのがおすすめです。

天日干しの効果については
亀の子束子さんのHPでも
紹介されていますので
ぜひ参考にしてください。
▼おひさまの力とたわしの除菌【穀雨】たわし二十四節気
https://www.kamenoko-tawashi.co.jp/24seasons/5230

4)漂白剤のご使用について
もし、カビが発生した場合、
たわしを漂白することも可能です。

漂白する際は漂白剤の使用方法に
沿って洗浄してよくすすいでから
お使いください。

ただし、濃度が濃すぎたり
漂白剤の使用頻度が多くなると、
天然繊維の油分が抜けて
繊維がもろくなる原因になります。

漂白剤は塩素系より、
酸素系、酵素系がおすすめです。
(漂白剤をご使用される際は、
規定量の水で薄め30分程度浸けていただいても
大きなダメージはありません。)

5)煮沸消毒について
たわしの耐熱温度が90度なので
煮沸消毒は向いていません。

熱湯をご使用いただく際は、
90度以下の熱湯を上からかけて
消毒すると、たわしの品質を
大きく損なわずご使用いただけます。

もしいろいろお手入れしても
衛生的に気になるようでしたら、
キッチンでの役目は終え、
洗面所、お風呂場、玄関などの
お掃除道具として再活用してくださいね。

そのほか、よくあるご質問として
亀の子束子さんの公式HPで回答がありますので
ぜひこちらもご覧ください。
https://www.kamenoko-tawashi.co.jp/about/faq

たわしって意外と繊細なところもありますが
でもガシガシ汚れを落とすのには大活躍!

亀の子束子を扱うきっかけとなった
藤田金属さんの鉄フライパンとの
相性も抜群なんです。

毎日の洗い物を快適にしてくれるたわし。
ぜひ正しいたわしのお手入れ方法を
試してみてくださいね。