プロキッチン 加藤です。
皆さんは毎日使うお鍋、
どんな基準で選んでいますか?
わたしが重視したいポイントは、
物をできるだけ増やさずに済むように
幅広い用途に活躍してくれること、
そして何より作った料理がおいしくなること。
そんなわたしが手に取った
(詳しい経緯はこちら)
無水鍋24cmを使って、
まずは一番使いたかった「煮る」を試すべく
無水鍋さんのレシピを参考に
肉じゃがを作ってみました。
はじめに鍋を予熱し、サラダ油を引いて
お肉をさっと炒めます。
次にじゃがいも・にんじん・玉ねぎを切って
お鍋へ投入!
・砂糖大さじ1
・酒・みりん大さじ2
・しょうゆ大さじ3
を入れてひと混ぜし、
ここからフタをして中火で加熱。
沸騰してお鍋からふつふつ蒸気が出てきたら
弱火にして10~15分コトコト。
というのが元のレシピだったのですが
10分たたないうちにコンロのSIセンサーが
作動してしまいました…!
お鍋の中に水分が少ないからか、
焦げつき防止の消火機能が
作動してしまったみたいです。
SIセンサーを切ってしまえば
引き続き加熱はできるのですが、
夕飯の時間までまだまだ時間はあるので
いっそ、あとは余熱にゆだねてみることに。
無水鍋は厚手の鋳物鍋なので、
火を止めた後も高温状態が続き
余熱調理も得意なのです。
約1時間後、
いったん中の様子を確かめたいなぁ、と
フタを開けようとすると
・・・開かない・・・?
無水鍋 公式サイトで調べてみると、
***
調理中にフタと本体のかみ合わせ部分に、
水蒸気による水の膜がつくられます。
その状態のままで鍋が冷めると
鍋の中が真空状態になり、
フタが開かなくなります。
もう一度加熱して中の空気が
かみ合わせから外へ出ると直ぐに開きます。
***
とのこと。
それだけぐっと密閉されていて
水蒸気が逃げなくなっているということですね。
うっかりミスながら
その性能の高さを実感させられました。
あらためて火に少しかけ、フタを開けてみると・・・
やや色づきにムラはありますが
(おそらくわたしがフタを開けたタイミングで
具材を混ぜなかったせいです・・・)
しっかり火が通りつつも
煮くずれることなく仕上がりましたよ!
実際に食べてみると
野菜にしっかり歯ごたえが残りつつ
ほくほくとした食感に。
そして触れ込み通り
野菜の味が濃厚!
特に人参!
スーパーで3本98円のザ・普通な人参なのですが
すご~く甘いんです!
これにはおもわず感動・・・
わたしの中での無水鍋の印象が
「いろんな用途で使えるお鍋」から
「無水調理で野菜がおいしくなるお鍋」に
変わった瞬間でした。
無水調理にがぜん興味が出てきた私。
野菜のおいしさをもっと楽しむべく、
次は蒸し野菜に挑戦してみようと思います!
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