おいしいおにぎりが作れる!おひつとの付き合い方

投稿日: カテゴリー 店長ブログタグ

プロキッチン 店長みさこです。

本日は、私も毎日使っている「おひつ」の
お話をしたいと思います。

特集【おいしくご飯を食べる6つのアイデア
でも紹介していた「おひつに移す」。
炊飯器で炊いたご飯もお鍋で炊いたご飯も
とにかくおひつに移してみてください。
それはもう、おいしいご飯になるんです。

私がおひつを買ったのは、買おうと思って
いたわけではなく、たまたま見かけた
おひつがステキだったから。
それは私の知るごっつい「ザ・おひつ」という
形ではなく、なんとも美しい形の「おひつ」
そう、それは秋田・大館の【栗久】の
おひつだったんですねー。

kurikyu-1-600.jpg
私が買った【栗久 おひつ3合 浅型 脚付き

見たとたん、うわ~!素敵~と思い、
手にとって触ってそのすべすべ感にまた感動
だけど値段をみて、

「うっわ~!」

と目玉が飛び出したわけですが(笑)
商品の説明を聞けば納得のお値段。

まず、普通のおひつにあるタガのかわりに、
桜の皮で止めてあるところ

内側の底の角が丸みがあり
ごはんをよそいやすいだけでなく、
水分が残りにくいのでカビにくいところ

そして
蓋の厚みがしっかりあり、
ご飯の水分を調節してくれるところなど。

このおひつが家にあることで、毎日のご飯が
おいしく食べられるということや、
家にある風景が想像できたので
「えい!!」っと買ってしまった訳なんです。

実はその時、一緒にいたスタッフ笹間も
お買い上げ。
笹間は小さめのが欲しいということで、
2合サイズ、私は3合サイズを買いました。

それからかれこれ10年程使ってます。

使って感じたのは、ごはんがおいしく
なるのは当然として、一度水分調整された
お米で作るおにぎりがほんとにおいしい!!
作っている時につまみ食いなんかしたら
もう、大変です

最初の頃、お手入れを勘違いしていて
少し黒ずんできてしまったので、まずい!
と思い、改めてお手入れ方法を確認しました。

おひつもまげわっぱも、基本は同じで

・洗剤は使わない。
・ごはんがこびりついているかもしれないので
ふやかして、布かスポンジでこすり洗いし
(亀の子タワシはNG!)
素手でぬめりがとれたか丁寧に確認する。
洗う時はできればお湯で洗い
最後に熱湯を入れ2~3分温めてから
お湯を捨て、布巾で拭くと、早く乾きます。
ここ、お湯を入れるかわりに、電子レンジで
温めてもOKです。
布巾で拭いたら、600~700wで50~60秒かけて
上に向けて干します。

上に向けて干す
↑ ここが、普通の洗い物と違う所!

普通は、伏せて乾かすけど、木のものは
伏せると中が乾かずに黒ずんできてしまう
原因に。

これさえ気を付ければ、毎日おいしいごはん
を食べれるということですね。

ここまでは、私が持っている【栗久】の
おひつについて語りましたが、もうひとつ
山一】のおひつについてもお話します。

こちらは、私がというか、皆さんも
思い描いている「ザ・おひつ」の形
ではないでしょうか。

こちらは、長野県の木曽さわら。
栗久は杉ですが、山一はさわらです。
どちらもおひつに適した木材なので
ここはどっちのほうがいい!とは
言えないですねー。

おひつ、という雰囲気が好きなら山一。
もちろん、価格も大事なので、お手頃に
おいしいご飯を食べたい!
と思ったのなら、山一。
あとは、おっちょこちょいなら、頑丈そうな
山一

ohitu-yama2-600.jpg

おひつを使い始める前に、やることは
こちらのブログをご覧くださいね。

木のものって曲げわっぱ弁当もそうですが、
使っているうちになんか臭う。。。
ということがあります。
すえた臭いと言うんでしょうかね。
臭いが気になったら、下記の通り
やってみてください。

1.煎茶を入れて20~30分置く
2.お茶を捨てて、臭いがとれていなければ
も一度入れて20~30分置く
3.捨てたら熱湯を入れてすすぎ
しっかり拭いて上に向けて乾かす

最後に、特集【おひつ生活のすすめ】を
じっくり読んで、おひつ生活を始めましょう~!