ろみさんに教わるジャム作り裏話(その1)

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プロキッチン 店長みさこです。

ろみさんのお店でろみさんにお会いして
きたのが、去年の秋。
その様子はこちら~

ジャム作りは、私も季節のフルーツを
使って、よく作ります。
春はいちご、レモン、夏はブルーベリーと
ルバーブ、冬は柑橘系、など。

自己流なので、売っているものとは
違うけど、それなりに美味しいと思って
食べたり人にあげたり。

そんな私が、ジャムの専門店
【ロミユニ・コンフィチュール】の
菓子研究家 いがらしろみさん
ジャム作りを教わることになったんです♪

どのジャムがいいか、相談して決めた
のですが、ろみさんがおっしゃるには

「ジャムを作ろうと思うきっかけって、
子供に食べさせたいと思うことが
多いんですよね。そうなると、子供に
喜んで食べてもらえるイチゴがいいと
思いますよ!」

とのこと。
確かに、イチゴジャムなら子供も
大好きですよね。

そしてもうひとつ、いつも自分が
作らないような、ロミユニらしい
アレンジジャム
を教えてください!!
とお願いすると、快く「はい!」と♡

その時に出していただいた候補はふたつ。

候補1:リンゴとキウイとレモンの皮
候補2:ヘーゼルナッツとブルーベリーとカシス

えー、どっちも食べたいよー

ということで、スタッフ会議で
真剣に検討した結果、
候補2は手に入れにくい食材も
あるから諦めよう、ということで
候補1に決定しました!

その後、材料についてお聞きしました。

いちごは、小さめのフレッシュなもの。
りんごは、フジ。
キウイは、硬すぎないもの。

いちご、私はいつもちょっと痛んでる
ほうがペクチンが出て固まりやすい
というのをどっかで聞いて、そうして
いたんだけど、違ったーー!!
他にも、傷みかけの果物はジャムに
しちゃえってしてたけど、ろみさんに
お聞きすると、

「それでもジャムはつくれるんですよ(笑)
ただ、できたら傷んじゃう前に作っちゃった
ほうが、香りも長持ちしますね」

とのこと。
香りかー。考えたことなかったー

お菓子に使うリンゴは、酸味のある
紅玉を使うことが多いと思っていたので
フジで作るってちょっと意外でしたね。

冷凍フルーツでも、解凍してから同じ工程で
作って問題なく作れるとのことですよ。

そして、ろみさんが1年に1度は必ず
このジャムを食べたい!
っていう
お気に入りのジャムはなんですか?
と聞いてみました。

「そうですね、国産であんずのシーズンに
なるとだいたい作っています。」

とのこと。
あんず。おいしいですよね~。
それは、何かを組み合わせるんですか?
あんずだけですか?

「あんずだけのが美味しいので、私はまずは
そのあんずで食べます。でもあんずも生食用
と加工用って多分出てるんだと思うんですけど
わたしは生食用を使います。
素材で8割がた味が決まるので、
基本はいい香りの美味しいフルーツを
ジャムにすると美味しいジャムができますよ。」

わかりました!!
ロミユニのジャムのように香りのいい
フレッシュなジャムを作るには
やっぱり美味しいフルーツを使うのが
一番のコツなんですね!

さて、
次回はその2、道具の話です。

ジャム作りには、銅鍋です!
と言い切るろみさんオススメの鍋について
お伝えします!

ろみさんに教わるジャムづくりは、こちら