投稿日:2024年1月30日 | 更新日:2024年1月30日
プロキッチン三木です。
いきなりですが、私はプロキッチンの中でも特にパスタ好きであると自負しております。
そして、おいしいパスタを作るために切っても切り離せないアイテムがそう、”アルミフライパン”です。
個人的に中尾アルミ製作所のお店に伺った際に、アルミフライパンを購入してからというものすっかり虜となり、始めは1〜2人前までが作れる24cmを購入したのですが、結局友人が来た時用に27cmもお迎えしてしまいました。それくらいお気に入りのアルミフライパン。
ついに、取り扱いが決定しましてこの度ご紹介できる時が来ました!!
ずっとずーっとこの時を待っていました。
もう、早くみなさんにご紹介したくてうずうずしていたのです。
プロキッチンといえば鉄フライパンというイメージが強い方も多くいらっしゃる中、今回あえてのアルミフライパンの登場となります。
焼いたり炒めたり揚げたりするのに適したフライパンや鍋は豊富にありますが、パスタを美味しく作れるフライパンというニッチな商品があっても良いではないですか!という私の熱い想いから、いよいよ取り扱いを始めさせていただく運びとなりました。
多くの料理人が愛用している中尾アルミ製作所のフライパンは、使い勝手の良さと優れた耐久性を兼ね備え、日々厨房で酷使される状況にも耐えうる頼もしい相棒となってくれます。
私が訪れたいくつものイタリアンのお店でも、中尾アルミ製作所のアルミフライパンを何度も目にしてきました。
実際シェフになぜ中尾アルミ製作所のフライパンを使用しているのかを伺うと、みなさん口を揃えて耐久性に優れていて使いやすいからと仰います。「買ってから一度も買い換えたことはないよ。」とおっしゃるシェフもいらっしゃるので、家庭での使用頻度であればかなり長い年月使い続けられそうです。(正しく使った場合に限ります)
また、使い勝手の良さについても触れておきたいのですが、パスタをあおる際の角度を考えて付けられた柄のおかげで作業がしやすいのです。使い始めはちょっと角度がきついかな?と思ったのですが、使い続けていくうちにやっぱりこの角度があおりやすいなと思うようになりました。これも実際に使った人たちの声からどの形が一番いいのかを考えて作られているからなのです。
そんなアルミフライパン、プロキッチンでは
アルミフライパン 24cm
アルミフライパン 27cm
よく使う上記2サイズを取り扱わせていただくこととなりました。
柄の部分に穴が空いているので、吊るして収納することが可能です。
作れるパスタの量は24cmで麺の量は250gくらいまで。それ以上の場合には27cmもしくは24cmの複数持ちなどがオススメですが、さすがに収納問題もありますので2枚以上持つのはどちらかというとお店の方向けです。
さて興奮気味にここまでご説明してきましたが、アルミフライパンって何がそんなにいいの?というメリットについてお話しをさせていただきます。
◯メリット◯
・熱伝導が良い
・ニンニクの色の変化やソースの煮詰まり具合がわかりやすい
・軽くて扱いやすい
・洗剤で洗えてお手入れしやすい
デメリットとまではいきませんが、注意していただきたい点は以下の通りです。
・熱伝導率が良いゆえに強火での使用は向いていない
・持ち手もアルミで熱くなるので火傷しないように布巾やミトンを使用する必要がある
・金属や硬いツールを使うと傷がつきやすい(アルミなので割り切りましょう)
熱伝導率が良く煮汁やアルコールなどを短時間で蒸発させることができるので、パスタのソースが短時間で作れます。アルミフライパンを手に入れたらまず初めに作っていただきたいのはやっぱりパスタです。
じっくり弱火でニンニクの香りをオイルに移し、熱くなったオイルにパスタの茹で汁を注いだ瞬間蒸発とともにぐつぐつと水分とオイルが混ざり合うため乳化がうまくいき、パスタとの絡みが良くなるのです。これだけでおうちのパスタがワンランクもツーランクも上がります。また、素早く煮汁を煮詰めるのでアクアパッツアを作るのにもおすすめです。
まるでお店のような味がおうちで再現できるので、料理のモチベーションがぐっと上がりますよ。
そしてもう一つうれしいのが、使い終わったら洗剤とスポンジで汚れをよく落として拭いたらOKなところ。もし焦げ付いた場合にはお湯を沸かしてから汚れを落としてみてくださいね。アルミフライパンの場合には作るお料理にもよりますが黒ずむことは少ないのですが、もし黒ずみが気になってきた場合には以下のブログのやり方でお手入れしてみてくださいね。ちなみにアルミフライパンの黒ずみは酸化被膜ですので人体に影響はありませんから、そのまま使い続けても大丈夫です。
みなさんもおうちで本格パスタにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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