わたしがお答えします!包丁研ぎQ&A

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こんにちは
プロキッチンスタッフの中澤です。

包丁研ぎ特集をご覧いただき、
ありがとうございます。
特集ページを見終わった後に
「包丁研ぎって
想像していたよりも簡単そう!」と
思っていただけていたら嬉しいです。

さて、今回のブログでは
包丁研ぎ特集ではご紹介しきれなかった
Q&Aをご紹介していきます。
普段自宅で定期的に包丁を研いでいる、
スタッフ武内からの少し踏み込んだ疑問に
中澤が答えていきたいと思います。

 

Q.志津刃物のゆりシリーズみたいな
薄い刃も研げるの?

A.刃が薄いので少し不安に
感じられるかもしれませんが、
もちろん研げます。
研ぎ方は包丁研ぎ特集の工程や
動画と同じです。
ただし、薄い包丁は包丁が湾曲した
状態で研がないように十分注意しましょう。

 

Q.ペティナイフみたいな小さな刃だと
おさえる部分が小さくて研ぐのが
ちょっと怖いの。どうしたらいい?

A.三徳包丁などを研いで
コツをつかんでから
ペティナイフに挑戦してください。
包丁を持っていない方の手を
添えるところが
三徳包丁などと比べて狭いので、
研ぐ勢いで手を滑らせて
ケガをする恐れがあります。
より集中して
ゆっくり丁寧に研いでください。

 

Q.パン切りの刃(波刃)や
ピザカッターの刃のお手入れはどうする?

A.ご自分で研ぐには技術が必要なので、
購入店やメーカーさんに相談してください。
シャープナーなどを使われる場合は、
取扱説明書をよく読んでから
お使いください。

 

Q.砥石を置く場所が低く
かがんだように研いでいて…。
高さを調整するには?

A.材木や使わなくなったまな板など、
砥石が安定して置けるものを
下に置いて高さを調整してください。
砥石が滑る場合は濡れふきんなどを敷いて
動かないようにしてください。
安定していないと、ふとした時に包丁で
手を切ったり、砥石を落としたりして
ケガをする恐れがあります。

 

Q.錆びてしまったのですが、直せる?

A.食材の灰汁などによる茶色い汚れや
軽い錆ならメラミンスポンジで
取り除くことが出来ます。
深い錆の場合は錆び取りが必要です。

包丁の錆は小さな砥石のようなさび取りや
消しゴム状のさび取り(サビトール)などが
手軽で使いやすいと思います。
錆を防ぐために、使った後は
ふきんで拭くことをおすすめします。
特にレモンやトマトなどのような
酸性の強い食材を切った後は
できるだけ早く洗ってください。

 

Q.研いだ後、手が真っ黒に!
なかなか落ちない!

A.爪ブラシを使ってよく洗ってください。
それでもきれいにならない場合は、
諦めて爪を短く切ってください。

「研いでみたいけれど少し不安…」
「私の包丁も研げる?」

また、研いでいるうちに、
「この研ぎ方で正しいのかな?」
「この部分はどうやって研ぐの?」など

少しでもわからないことが出てきたら
お気軽にお問い合わせください。
包丁研ぎが『趣味』になるまで
お手伝いいたします!