2021高知出張~SDG’sに取り組む土佐龍編~

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プロキッチン 店長みさこです。

コロナが落ち着いていた2021年11月。
高知で「ものづくり総合技術展」という
高知県内の企業が集まる展示会が
開催されるということで、バイヤー中島と
行ってまいりました。

そして、高知といえば、当店でも
長ーいお付き合いの土佐龍さんや
三彩さんがあります。

コロナ禍で展示会などでお会いすることも
なく、なかなかお話ができなかったので
ちょうどよい機会ということでお会い
してきました。

空港ではお久しぶりの坂本龍馬。
元気だったかい?

まずは、待ち合わせの場所で
お昼ご飯を。
早速、海の幸たっぷりの海鮮丼を
いただきました🐟

海の目の前で食べていたら
彩雲が現れました!!

さらに、その後も景色を見に
降りた場所で、虹が!!

行った日に彩雲と虹を見ることが
できるなんて、なんだか素敵な予感が
しますよ♪
そしてこの自然の美しさに感動です!

さて、海沿いを走っていたと
思ったら、もう山の中を登っていきます。
すぐそこが海なんてことを忘れちゃう
ような山の中に、木の料理人【土佐龍】
があります。

以前伺った時は、材木置き場に
連れて行ってもらいました。
雨でびしょ濡れになっていましたが
濡れて、乾いてと何度か繰り返して
その後約3ヵ月自然乾燥させることで
木の反りや収縮が少なくなるとのこと。
更に、乾燥機の中に入れて70度で
1週間乾燥させるそうです。
今、土佐龍さんが取り組んでいるのは
環境問題

ずっと以前から、池社長が仰っていた
「人は樹木のお陰で生かされているのだから、
常に樹木に感謝し、枝から幹から葉っぱまで
無駄なく丁寧に使うこと。」

これって、自然とSDG’sに取り組んでいた
ってことですよね。

捨てるしかないよね?という端材も
小さく砕いてチップにして使います。

枕に入れるとヒノキの香りとフィット感が
心地よいそうですよ。
その為に、機械を自分で考えて
作っちゃうんです。すごいでしょー!
このお餅つきのような機械で端材を細かく
します。これも社長作!!

難しいことも実現できるように考えて
下さるので、オリジナルの丸いまな板も
1.5cm厚しかできなかったものを
2cm厚で作れるように刃を作って
くださったんです。(感謝!)
2cm厚のまるいまな板について

ところで、まな板などある程度の大きさの
製品を作ると、どうしても余ってしまう
木材(端材)がでてきます。
その小さい木材も有効活用するために
箱ものをつくることに力を入れているそうです。

たとえば、バターケースやお弁当箱。
バターケースには燻製に使われる
桜の木を使うとバターが熟成して
おいしくなるそうなんです。
これを聞いてバイヤー中島の目が
輝きましたよ!!


試作品を見せてもらいました!
一緒にサイズや形を考えて欲しいとのことで
商品になるのを楽しみにしていてください。

そしてこの日は、以前土佐龍さんで働いていて
独立された笹倉さんにもお会いしました。

実は、お正月にご提案したいと思っている
鏡餅の置物を探していて見つけたのが
こちらの「木の鏡餅飾り」。

真鍮のみかんの葉っぱが
とっても素敵~~~🤩

作家さんを調べたところ
元土佐龍の笹倉さんが作られていると
聞いて、びっくり!

プロキッチンのお客様にもご紹介できたら
いいなと、交渉させていただきましたが
ご自身のお客様の予約でずーっと先まで
埋まっているそうで、残念ながら
お取り扱いはできませんでした😢

「寝る時間もなかなか取れないんです」
と仰ってましたが、好きなことをしているので
楽しそう。高知の自然とおいしいものに囲まれて
好きなことを仕事にできるっていいなぁ。

気難しい職人タイプではなく、にこにこ
優しい職人さんです。
お身体を壊さない程度に頑張ってください!!

さて、次は、こちらも地球環境に配慮した
商品づくりを目指している三彩さんに
伺ってきた様子をお伝えします!

敷地内にいたねこちゃん😺
ブス~😚