やさしい絵付けと 日々のうつわ ― 九谷焼フェア2025

投稿日: カテゴリー イベント情報, バイヤーコメント

プロキッチン三木です。

10月28日(火)12:30より、「九谷焼フェア」がはじまりました。
今回のフェアでは、6名の九谷焼作家さんの器を一堂に集めました。

作家さんは、
日下華子さん
徳永遊心さん
堀畑蘭さん
横井佳乃さん
高原真由美さん
高祥吾さん

それぞれの個性が光る絵付けやかたちに魅了されますが、どの作品も日常の食卓に自然となじむ器ばかり。
九谷焼の華やかさと、現代の暮らしに寄り添う優しさを感じていただけると思います。

さらに今回は、
日下華子さん、徳永遊心さん、堀畑蘭さんの3名が、このフェアのためにプロキッチンでこれまで扱っていなかった新しい器を用意してくださいました。
ここからは、その見どころを少しご紹介します。


■ 日下華子さん

九谷焼を代表する人気作家のひとり、日下華子さん。
ツバメのモチーフをはじめとする愛らしい絵付けで、多くのファンを魅了しています。
プロキッチンでは長らくお取り扱いをお願いしてきましたが、ついに昨年からご紹介が叶いました。

今年の九谷フェアでは、日下さんの代表作「色絵つばめ」のシリーズがプロキッチンに初登場!
これまで丸い形が定番でしたが、今回は珍しい四角い器をご用意いただきました。

おかずを盛り付けてもワンプレートとして使っても絵になる色絵つばめ 正方角丸プレートと、思わず玉子焼きを並べたくなる色絵つばめ 長方角丸プレートの2種類。四角い器って結構使い勝手が良いのです。
どちらも食卓に並べるだけでほっこり可愛く、気分がぐっと上がります。


■ 徳永遊心さん

明るくやさしいタッチが魅力の徳永遊心さん。
大人気の「色絵みかんシリーズ」から、今回は色絵みかん 飯碗三角 大と、飯碗と一緒に使ってほしい色絵みかん  3寸皿を新たに取り扱わせていただくことになりました。

飯碗のサイズをあえて“大”にしているのは、ご飯を普通の量で盛ったときに少し余白が生まれるようにするため。
その余白によって、盛りつけた時の佇まいやお茶碗を持つ所作までも美しく見えるよう計算されています。

さらに、正面から見た時に対面の内側にもみかんが少し見えるように描かれており、どの角度から見ても楽しめる構図になっています。
1つ1つ手描きで少しずつ絵柄が異なるため、どんな配置のみかんが届くかはお楽しみ

プロキッチンではこれまでにも「色絵みかん4.5寸・6寸・7寸鉢」を扱っており、
今回の飯碗・3寸皿とあわせてシリーズで揃える楽しみも広がります。
※現在みかんの箸置きは売り切れとなっております。


■ 堀畑蘭さん

堀畑蘭さんからは、
入荷するとすぐ完売してしまう人気の唐子シリーズから、新しい絵柄「隅入豆皿 色絵 じゃんけん唐子」と、堀畑さんの最近の代表作とも言える「6寸深皿 色絵 松と白犬」、
そしてふわふわと雲のような花柄が印象的な「蕎麦猪口 色絵 花雲 赤」「蕎麦猪口 色絵 花雲 青」をお願いしました。

蕎麦猪口はおやつタイムのコーヒーを淹れてもかわいいですよ。

じゃんけん柄の唐子皿は、描かれた子どもたちの服の色の組み合わせや、出しているグーチョキパーの組み合わせが一つずつ違う特別仕様。
どんな絵柄がお手元に届くのか、届くまでの時間も楽しみのひとつです。

白い犬の器も、にっこり笑っていたり、ペロッと舌を出していたりと、
ひとつひとつ表情が違ってとても愛らしい作品。
どの子をお迎えするのか、こちらも届くまでのお楽しみです♪


九谷焼の多彩な魅力を感じる、ひと月ちょっと限定のフェア。
冬の食卓を彩るお気に入りの一枚を、ぜひこの機会に見つけてください。

🗓 開催時期:2025年10月28日(火)〜スタートです
新商品は数に限りがございます。あらかじめご了承ください。