ご購入はお一人様4点までとさせていただきます。
少量でも美しく映える逆三角フォルム
やや緑味を帯びた透明感のあるイス灰釉がみかんのモチーフを優しく引き立てる、色絵みかん。徳永遊心さんの人気モチーフのひとつです。果物の柄は得てして季節を限定してしまうことがありますが、みかんなどの柑橘類は種類が豊富のため季節を選ばず、さらにどの柑橘か曖昧にするようあえてシンプルに描き九谷五彩の黄色をアクセントに取り入れているのが遊心さんらしさ。

○ ごはんが上品に見える逆三角形のお茶碗
人気の逆三角フォルムが特徴的な飯碗。あえて選んだのは「大サイズ」です。というのも、このお茶碗、少量のごはんを中央にふわっと盛るだけで、周りに自然な余白が生まれ、驚くほど上品に見えるんです。白米も炊き込みご飯も、器の中で感動するほど際立ちます。だから、「ごはんは少なめでいい」という方にこそ、この器を試してほしいのです。少量でもアンバランスにならず、目でも満足。手に持ったときのすっきりしたシルエットは、所作までも美しく見せてくれます。

もちろん、たっぷり食べたい日には、山盛りのごはんも大歓迎。控えめなときも、しっかり食べたいときも、どちらも映える。この包容力のある形が、毎日の食卓で頼れる理由です。
○ 作家の想いが宿る、手仕事の美しさ
遊心さんの器の魅力は、鮮やかな色絵の美しさや構図、フォルムはもちろん、料理がすっと収まる絶妙な絵柄のバランスや使いやすさに配慮された細やかなディテールも魅力。そして、何より心をくすぐるのが、器に描かれたみかんの色彩と配置。盛り付けるだけで、ごはんがいきいきと映え、食事を作る時間さえ楽しくなるそんな気持ちにさせてくれる力が、遊心さんの器には宿っています。

○ セットで揃えて食卓を華やかに
飯碗と3寸皿など、色絵みかんをセットで使うことで、食卓に統一感と彩りをもたらします。ぜひその日の気分にあった組み合わせで、コーディネートを楽しんでください。年中お使いいただけますが、みかんが一層おいしく感じられる冬の季節にだけ使う“とっておきの器”として迎えるのもまた素敵。食卓にそっと季節の余韻を添えてくれます。同じものがふたつと生まれない焼き物。柄の入り方、歪み、ところどころに見られる釉薬だまり、全てが表情の豊かさに通じています。大量生産品には見られない作り手の温度を感じ取りながら、日々の食事をお楽しみください。
| サイズ(目安) | φ13.2×H7.7cm (手作り品のため個体差があります) |
|---|---|
| 容量(目安) | 450ml(プロキッチン調べ) |
| 重量(目安) | 210g (手作り品のため個体差があります) |
| 材質 | 磁器 |
| 使用区分 | 電子レンジ ×、食洗機 ×、オーブン × |
| 原産国 | 日本(九谷焼) |
徳永遊心窯について
北海道札幌市出身。高等専門学校のインダストリアルデザイン学科で学んだのち、京都へ移り住み焼き物の世界へ。2003年から九谷青窯に席を置き、精力的に新作を発表しながら九谷焼の新しい魅力を幅広い世代へ伝えていきました。約18年間作陶をされていた九谷青窯から独立後、2020年に「遊心窯」を掲げ新しいステージで活動をスタート。唯一無二の世界観を描く徳永さんの器は、九谷焼という伝統技から生まれてはいるものの、その枠にはまらない自由で色彩のコントラストが目をひく絵柄が料理を引き立ていつもの食卓を盛り立ててくれます。食事の時間を大切にしている人にとって、これほど頼もしい器はそうそう見つからないはずです。
色絵みかんについて
九谷五彩の黄色をアクセントにシンプルに描く色絵みかん。緑色を帯びた透明感のあるイス灰釉とのコントラストが美しく、完熟したみかんの瑞々しさが手に取るように伝わってきます。器の形も素敵です。口元を柔らかく内側に巻いた印象的、かつ優美なフォルムはとても上品で存在感があり、盛り付けてみると余白の美しさが際立ちます。和洋中、どのような料理も合わせやすく、どなたが使っても盛り付け上手になれる器です。

