国産のざる、取り扱い始まります!

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Last Updated on 2023年7月13日 by 蟹谷

プロキッチン 蟹谷です。

以前からプロキッチンで
取り扱いのある九州の盆ざるですが
九州での職人不足、材料不足などにより
今ではこの職人技を伝授して
外国で作ってもらっています。

細かな作業を得意とする現地の方に
職人さんが技術をしっかりと
伝えているので、
九州で作られていた時のざると
ほとんど違いはありません

ただしひとつひとつ手作りなので
どうしても作り上げるまでに
時間がかかってしまい、
さらに外国からの輸入になるので
入荷時期の目途がなかなか立たず、
欠品が多くご迷惑おかけしております。

実は、不安定な入荷状況ということで
国産のざる探しを去年末からすでに
動き始めていたのですが、
かなり入荷までに時間が
かかってしまいました・・・

梅雨明け間近のこの時期は
日差しがすっかり強くなり、
干し野菜や梅干し作りをする方も増え
ざる干しかごのお問い合わせを
多くいただいておりましたが、
そんな手仕事好きな皆さま
大変お待たせいたしました!!

やっとやっとこの度
佐渡産のざる各種の販売が始まりました!佐渡産ざるの取り扱いを始める
きっかけとなったのは
築地にあるつきじ常陸屋さん。

佐渡産のざる、いいよ~!」と
おすすめしてもらって取扱いを
始めることになったのですが、
先日お店に行ったときに
九州の技術で作られた盆ざるとの
違いを比べさせてもらいました。


左:盆ざる 24㎝
右:佐渡産角盆ざる 27㎝

見た目はほぼ同じなのですが
まず大きな違いはフチの巻き部分


盆ざる
ピール素材なので
つるんときれいです。

佐渡産ざるのフチは
籐の素材ですが、
細かいところをよ~く見ると
ささくれや黒い部分があります。

これは佐渡でざるを作る際に
ささくれなど毛羽だった部分などを
焼いて処理するためで、
ささくれが完全に取れなかったり
黒っぽかったり焦げのような
焼きあとが残ってしまうそうです。

黒っぽい部分は何度か使って洗う度に
だんだんと薄くなるようです。
(必ずしもなくなるわけではありません)

次に気になったのは裏面

佐渡産ざるの裏面を見ると
まだらな竹の模様というか
シミのような部分も目立ちます。

竹の収穫時期や保管状態によって
模様がくっきりと出てくることが
あるそうです。
あくまでも天然のものならではと
思っていただけたらと思います。

個体差はかなりありますが、
なんと言っても国産のざる

常陸屋さんも「ものすごく丈夫で
ずーっと長く使えます!」と太鼓判!!

実際にお店で比べて購入するお客さまも
「見た目は変わらないけど
こっちの方が作りがしっかりしてる」と
佐渡産ざるの方が人気だそう。

盆ざると比べると
お値段の部分では
ちょっとお高くなりますが
それだけ長く使えるものですもんね。

とはいえ、こちらも職人さんの
手作り商品なので、
入荷数には限りがあり
次回の入荷も未定となっておりますため
在庫があるうちにぜひお買い求めくださいね。

盆ざると佐渡産ざる
それぞれの良さがありますが、
干し野菜上級者の方など
長時間、何度も干し野菜を作る方には
ぜひ佐渡産角ざるをおすすめします!

冷たい麺類をいただくには
やっぱりざるだと様になりますよね~。

気軽に使ってみたい方には
盆ざるがいいかもしれません。
用途で使分けてみてもいいかもですね!

暑い暑いこの時期に
ぜひざるで夏を満喫してくださいね。