プロキッチン バイヤー中島です。
日中はまだ日差しも強いですが、
暦の上ではもう秋。
朝晩はカラッとしてきて過ごしやすくなり、
秋の気配を感じるようになってきました。
夏の間はとにかく生命を維持するために
作ってきた食事ですが、
暑さも落ち着き、秋の味覚が出回り始めると
お料理も俄然やる気が出てきます。
今回はお料理の盛り付けが楽しくなりそうな、
普段使いに丁度良い、お手頃価格が魅力の
「九谷青窯」さんの新商品をご紹介します。
4月にスタッフ北村と窯元を訪れ、
買い付けしてきたうつわ達。
6月より少しずつご紹介してきましたが、
ついに最終回となりました。
高原さん、高さん、横井さん、堀畑さん
4人合わせてどどーんと22点登場します。
色、形、佇まい。
作家それぞれの特徴を感じる、
素敵なラインナップです。
「九谷青窯」
発売は9月3日(火)12:30~です!!
買い付けてきたうつわは全て、
思い入れのあるものばかり。
一つ一つ丁寧にご紹介したいので、
ブログも2回に分けてお送りします。
どうぞお付き合いくださいね。
今回は横井 佳乃さん、高原 真由美さん
お二方の新商品をご紹介します。
まずは横井さんから。
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横井 佳乃さん
富山の空港で
「歓迎」と書かれたお皿を胸に
出迎えてくれた横井さん。
控えめだけれど、
芯の強さを感じる素敵な女性でした。
アイデアソースは何?の問いに
「昔から今に残る工芸器を
おおまかな雰囲気で参考にし、
そこから美味しそうな料理や
自分の食べたいものに似合う形をイメージ。
絵付けは自然の中で発見したものや
古い刺繍やパターンをお皿に合うよう
図案化してします」
とのこと。
後で紹介する六角深皿も
「○○を食べるために作りました!」
って仰っていましたー。
それでは生花でも女性に大人気。
黄色が鮮やかなミモザがモチーフの
「色絵ミモザ」シリーズです。
「楽しげでありながら
凛とした魅力があるイメージで描いています。
葉は深い藍でキリッと動きのあるよう
花は透明感のある黄色で、
香りのしてきそうな
あたたかな雰囲気を目指しています」
と横井さんからのメッセージです。
この隅切り長皿の形に惚れましたー。
サンプルは別の絵柄で、
それはそれで素敵だったのですが、
ミモザ柄にして頂きました。
食材を載せても楽しめるように
絵柄を両端に入れてあります。
ちなみに、この長皿はスタッフ一番人気です。
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「炒飯が食べたくて、
このお皿を作りました」
ほんわかとした笑顔で
そう応える横井さん。
なるほどね。
確かにこれで炒飯が食べたくなってきた!
こちらも食材を載せても楽しめるように
絵柄を両端に入れてもらいました。
左右で花のバランスにも変化を
つけて頂きました。
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こちらは使い勝手のよい直径18cm。
取り皿や朝食のベーコンエッグ、
ケーキプレートにも丁度よいサイズです。
左下にのびやかに描かれたミモザが
食卓に華を添えます。
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パスタやカレー、ワンプレートに!
あるいは大皿として揚げ物や
野菜炒めをどーんと盛り付けて。
少ーし縁に向かって立ち上がりのある形状が、
盛り付けた食材を受け止めてくれて安心です。
こちらも食材を載せても楽しめるように
絵柄を両端に入れてもらいました。
左右で花のバランスにも変化を
つけて頂きました。
次は円い3色の花をモチーフとした
「色絵八重花」シリーズです。
前出の色絵ミモザの隅切り長皿の
絵柄違いです。
ポン、ポン、ポンッと咲いた
小ぶりの八重花が愛らしい。
こちらの絵柄は買い付けに同行してくれた
スタッフ北村のお気に入り。
落ち着いた色合いでまとめているので、
上品に食材を引き立ててくれています。
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前出の色絵ミモザの六角深皿の
絵柄違いです。
メインのおかずが
素敵に盛り付けられました。
見え隠れする八重花に
癒されます。
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このうつわも形に惚れました。
絵柄をどうするか悩んでいたところ、
「小ぶりの絵柄の方が
食材を載せたときに素敵だと思います」
と横井さんからアドバイスを頂き、
スタッフ北村一押しの
八重花を散らして頂きました。
北村はこの輪花鉢か前出の隅切り長皿の
どちらかを家に連れて帰りたいそうですよ。
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高原真由美さん
外見はボーイッシュな印象ですが、
お話をしてみるととても繊細で、
女性らしさを感じる高原さん。
それはこれからご紹介する作品を見て頂くと
皆さんもお分かりになるのでは。
今回は全部で4点です。
いっちんという技法で雫の模様を施した
女性らしい乳白色の
「白磁いっちん雫」シリーズ。
小ぶりの楕円皿で、
デザートプレートに最適。
何を盛り付けても可愛らしい。
楕円皿は奥行きをとらないので
何かと便利ですよ。
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じっと眺めているとじわじわと
その魅力が溢れて出てくる、
そんな小鉢です。
絵柄もなくシンプルな小鉢ですが、
そこに料理を盛り付けてみると、
縁のいっちん雫が額縁のように囲み
料理を引き立てています。
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こちらも縁のいっちん雫の額縁効果で
料理が鮮やかに見えますよね。
鉢としてサラダや煮物を
盛り付けてもいいですし、
パスタ皿にしても素敵ですよ。
ココもポイント!
うぅ、可愛いー。
「いっちん雫」シリーズは
高原さんの呉須鉄果実シリーズや
他のうつわ達との相性も良さそうです。
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何となく○や□よりも、
少し変わった形のお皿を手にとってしまう私。
この八角形の濃菊もその一つ。
正円よりも食卓がキリッと
引き締まった感じがしませんか。
スパイス効果とでもいいましょうか。
お皿の上のシュウマイが
より美味しそうに見えてきます。
朝食プレートにもお勧めサイズ。
いかがでしたでしょうか。
次回は今回ご紹介できなかった、
高さんと堀畑さんの作品を
ひとうひとつご紹介しますね。
乞うご期待!
今回ご紹介した高原さん、横井さん、
そして次回ご紹介予定の
高さん、堀畑さんも全て合わせて、
「九谷青窯」
発売は9月3日(火)12:30~です!!
今回も撮影スタッフが腕をふるい
何パターンかのイメージ画像を
撮影してきました。
各商品ページでは、
他のイメージ画像もありますので、
想像を膨らませながら、
明日までお待ちくださいね。