Last Updated on 2024年4月16日 by 千秋
PROKITCHEN（プロキッチン）は、食器と料理道具などを専門に扱うオンラインショップです。築地にルーツを持つ株式会社常陸屋が運営しています。代表の廣田以外は全て女性のスタッフ。フルタイム社員2名、時短社員7名という会社です。
今回はプロキッチンでフルタイム社員として「お客様サポート・受注業務」を主に担当する人を募集します。
現在は浅草橋にキッチンのあるオフィスを構え、最寄は浅草橋駅（JR・浅草線）や蔵前駅（大江戸線）。浅草橋のあたりは小さな神社も多く、オフィスの近くには鳥越神社があります。下町情緒が心地よい土地柄です。
プロキッチンの紹介を兼ねて、代表廣田やスタッフにインタビューしてみました。ぜひご一読くださいね。
プロキッチンの成り立ちと特徴を
“代表廣田”に聞いてみました。
Q.プロキッチンを立ち上げた経緯を教えてください
僕の実家は築地で代々台所の道具屋を営んでいたのですが、20歳、大学生の時に当時インターネットでの販売がスタートした時期でもあって、父に「うちもインターネット販売をしたいと考えている」と言われ、キッチン用品を販売するECサイトを立ち上げました。
元々、キッチン用品に囲まれて育ち、小さい頃から両親のお店を手伝っていたこともあって商売をするというのはとても楽しかったのと、なんでもわからないうちからチャレンジして解決していくことが好きなんだと思います。
Q.立ち上げにおいて、一番楽しいと感じていることはなんですか？
やっている中で、自分が「これは欲しい！」と思うものを発見してきては、ご紹介するというのを続けていましたが、まだ気づいている人は少ないけど、とてもいいものを見つけるとテンション上がるんですよね。創業当時、まだ日本にはキッチン用品専門店ってなかったんです。それなら、プロキッチンに行けば食器と調料理道具も、目利きがされていて、良いものが揃っていると思ってもらえるような、確固たるポジションを築いていきたいなと思ってやってきています。今、商品の仕入れ方は創業当時と変わってきています。
Q.今はどんな商品を扱っていますか？
プロキッチンで働くメンバーは全員、毎日キッチンで食事を作るメンバーなんです。だから、みんな使いやすく、時短になるけどクオリティが高いもの、もちろん作っていて楽しくなっちゃうようなデザインが美しいものが大好きです。そんなメンバーが自分たちのグッとくる商品を選んで、そして実際に使ってみて、本当にいいものだけをお客様にご紹介する。だから、プロキッチンは多くの人にご愛用いただいているのだと思います。
キッチン、そして食卓は家族の真ん中にあると思うんです。
私たちが素敵だなと思うものをお届けすることで、
日本中の食卓が豊かで温かい場所になっていくことを目指しています。
プロキッチンの元気印は勤続21年！
“店長みさこ”に働き方のことを聞いてみました。
Q.プロキッチンで一番「やりがい」を感じるのはどんな時ですか
自分が使ったり、人から聞いたりして、これはいい！と思った商品をお客様に向けて紹介できた時がとてもうれしいですね。ただ、その商品もメーカーさんによってはお取扱にOKをいただけないこともあります。それでも！どうしても紹介したいアイテムは最初からOKをもらえなくても、なんども足を運び、ご挨拶をさせていただき、プロキッチンを知ってもらいます。最終的に「丁寧に紹介されているプロキッチンさんになら取り扱ってもらいたいです」と言っていただけたときはとっても嬉しくて、やりがいを感じます。また、その商品をブログやインスタグラムなどで発信することも楽しいです。
Q. 勤続21年！長く続けてこられた理由はどこにありますか
私が入社した時は、長男が1歳の時。社員はパートの私と社長の二人でした（笑）子供がいると急な休みを取らなければいけないときもあり、柔軟に対応してくれたことがとっても助かりました。社長も初めてのスタッフが子育て中の私だったこともあり、働きやすいように会社の規則も自然と決まっていきました。子育てが落ち着いた現在ではフルタイム社員として働いています。
それからスタッフも増えましたが、そのスタッフ達も10年以上働いています。働き方もパート／時短社員／フルタイム社員とその時々の生活環境によって変えて働けることと、スタッフの人間関係がいいところが、私だけじゃなく他のスタッフも長く続けられている理由だと思います。
Q. 時代と共に変化した事、また変化しなかった事はありますか
20年前はまだキッチン用品のインターネットショップが少なかったのですが、今ではたくさんの素敵なショップがあります。携帯電話しかなかったのがスマホでお買い物ができるようになり、オンラインショッピングも電車の中でもできちゃう時代です。その時代の流れに取り残されないよう、インスタライブにチャレンジしてみたりしていますが、手探り状態です（汗）。一緒にチャレンジしてくれる方が来てくれると嬉しいです！！
変わらないのは「おいしいものが好き！」という人が集まっているということ。それにプラスして、担当する業務は違っていても取り扱っている商品の良さを伝え「生活に取り入れてもらえるにはどうしたらいいだろうか？」ということをみんなで共有して考えて続けていることですかね。
ぐいぐいとプロキッチンを引っ張る
“スタッフ三木”に振り返ってもらいました。
Q. プロキッチンで働こうと思ったきっかけは
プロキッチンに来る前はインテリア関係の仕事についていました。もともと食べることと料理が好きなこともあり、徐々に食器やキッチンツールに対しての関心が増していくなかで、食に関する仕事へ就きたいという気持ちが大きくなりました。そんな時期に友人の出産祝いにとベビースプーンを探していたところ見つけたのが「プロキッチン」でした。しかもその時、偶然にも採用の募集をかけていたのが目にとまり「勢いのままに応募した」のがきっかけです。
私自身料理を作ることが大好きではあるのですが、仕事としてお客様へ料理を提供する仕事がやりたいというよりは「こんな器に盛りつけると買ってきたお惣菜もおいしそうに見えるよ」とか「このピーラーめちゃくちゃスルスル皮が剥けるんだよ！」など、自分が料理に関する「良いと思ったものを人に紹介する仕事」がしたいと思っていました。そんなところにプロキッチンの求人が目の前に舞い込んできたので「もしかしてこのタイミングなのかも！」と思いメールをしたのを覚えています。
Q. 働いてみて感じたプロキッチンの魅力は何ですか
良い意味でも悪い意味でも、ほとんど全部の仕事を自分たちでやっていることでしょうか。自分が一顧客の時に見ていたプロキッチンのイメージ写真はどれも外注に出したりコーディネーターさんを雇ったりして撮影しているものだとばかり思っていました。しかし、いざ入社してみると実はその全てがプロキッチンスタッフたちで完結していたんです。料理、コーディネート、撮影、ページ作成から受発注まで一貫してほとんどの業務をこの少人数でやっていることを知り驚きました。それは裏を返せばいろいろな仕事に携わることができるという事でもあります。
もともとカスタマーサポートとして入社した私もメイン業務以外に外部の業者の方とのやり取りをしたり、時折イラストを描かせてもらったり、商品のイメージ撮影の際に料理を作ったり、特集を組む時にどの器を掲載するか選ばせてもらったりもしています。また、色々な食器やキッチンツールが身近にあってそれを見たり、実際に使ってみたりしながら仕事ができるのも食器好きな私からすると大きな魅力の一つです。
Q. 印象に残っている“お仕事”はありますか
一番印象に残っているのは入社して間もなく行われた「ホットパン選手権」です。これ、仕事って言っていいのかな？何かと思いますよね(笑)
私が入社した頃に家事問屋のホットパンを取り扱うこととなり、それに合わせて社長も巻き込んでスタッフそれぞれが「これぞ！！」というホットサンドのレシピを考案して持ち寄り、トーナメント制で選手権を行うというものでした。当日は各々が実際にホットパンを使って作ったホットサンドを切り分けて試食をし、感想をメモしながらどれが一番おいしかったかを真剣に考えている様子を見て、なんだか面白い会社だなぁ！と思ったのを覚えています。
それぞれの個性が光るレシピのなかで、特にスタッフ石田が作ったタンドリーチキンサンドのボリュームがとてつもなく、こんなにモリモリで閉じられるの？！と思っていたところ、懐の深いホットパンはすべてを包み込んできちんと閉じてくれました。この出来事が私がホットパンの魅力を強く感じた一件となりました。
弊社の場合、インターネット上のみでの商品説明やイメージ写真のみでお客様へ商品をご紹介しているので、やっぱり自分たちが実際に使ってみてその良さを実感したことをいかに「分かりやすくお客様にお伝えできるか」が大切だと感じました。これは私が今もずっと大切にしていることです。
カスタマーエンゲージメント業務のカナメ
“スタッフ石田”に業務について聞いてみました。
Q. カスタマーエンゲージメントとはどんな業務に携わりますか
商品やご注文についてお客様と直接のやりとりを通じて、お店とお客様の間のコミュニケーションの橋渡しをする役割になります。
商品についての疑問点や、使い方などのアドバイスやお手入れ方法などできるだけわかりやすい言葉でお伝えし、お客様の不安を取り除くよう努めています。またギフトについてのご相談や商品在庫の有無などご注文にかかわるすべてのお問い合わせに対応します。
さらに、ご注文をいただいたお客様のご要望を確認し間違いのないよう手配するのも重要な業務です。商品をお受け取りいただいたお客様からの不具合や配送中の破損についてのご相談についても、迅速かつ丁寧に対応します。
以前は電話でのお問い合わせが多かったのですが、最近はメールでのやりとりが多くなりました。もし何かトラブルが発生した際でも、お客様のご要望を丁寧に受け止め、適切に対応することで、次回も当店でのお買い物をご検討いただけるように心がけています。
Q. お客様からのご相談で心がけていることはありますか
お客様の立場になって、お客様がどういうことに対して何を求めていらっしゃるのかを丁寧に汲み取れるよう心がけています。インターネットショップという実際に商品を手に取ってみることができない状態で商品についてのご案内になるので、サンプルなどを確認しながら詳しくご案内することもあります。
特によくご相談を受けるのが、山田工業所の中華鍋やフライパンなどです。ご購入前のお問い合わせで多いのが「どのサイズが適切か」というお問合せ。サイズが豊富なのでつい迷ってしまいますよね。先日も初めての中華鍋をご検討中のお客様から、お子さんがまだ小さいため直径24cmか27cmで迷っているというご相談がありました。鉄の調理道具は使いこなすのが難しそうに見えますが、慣れてしまえばお手入れも簡単で長く使える調理器具でお子さんが大きくなっても使えるため、大き目のほうがいいですよとご案内したところ、最終的にはご主人も乗り気になりどうせならと30cmをご注文いただくことになりました。
販売している商品はできるだけ実際に使ってみるよう心がけています。また1人暮らしから3世代同居まで家族構成も様々なスタッフにも商品の良さや使い勝手、使い心地などを聞いてお客様が知りたいことをお伝えできるよう努めています。
Q. どんな人と一緒にこのお仕事をしたいですか
プロキッチンという店名からもわかる通り、食に関する道具を扱うお店なので、美味しいものが大好きなスタッフが集まっています。お客様に商品をご案内するにはその道具を実際に使ってみることも大事なので、食周りのこと、食器やテーブルコーディネート、キッチン用品が好きな人だとお客様にもその気持ちが伝わると思います。また、お客様やメーカー、スタッフとのやり取りの中から得られることも多いので、人の話を聞いたり話すことが好きな人だといいですね。
お客様対応や受注作業以外にもブログを書いたり、商品撮影、動画を撮ったりと様々な仕事に携わります。他チームとの作業も多いので、いろいろなことに好奇心があり、柔軟な対応ができる人、気配りができる人と一緒にお仕事ができればと思っています。
番外：「乾杯」コレも大事なお仕事です。
先日は特集ページの撮影のため「おでん」をはじめ色々な料理を作っていました。
撮影後のお楽しみは「スタッフが美味しくいただきました」の時間。
美味しいお料理に舌鼓を打ちつつ、レシピや使った調味料に興味津々なスタッフたちのおしゃべりは尽きません。
スタッフそれぞれのインタビューいかがでしたか？
プロキッチンの様子がお分かりいただけましたでしょうか。
▼採用情報
株式会社 常陸屋
募集職種
カスタマーエンゲージメント（オフィス勤務）
待遇・福利厚生
①基本給220,000円〜240,000円
②固定残業手当
・賞与あり（年1回、業績による）
・保険（健康保険、雇用保険、介護保険）
・厚生年金
・交通費支給（毎月30,000円まで）
・家賃補助（毎月30,000円まで/会社からの距離により変動）
・社販制度あり
仕事内容
・受注業務
・お問い合わせの対応（メール・電話）
・配送品質管理（物流倉庫や配送関係のやり取り）
・情報発信（スタッフコメント、ブログ、SNSなど）
勤務地
東京都台東区浅草橋3丁目34番10号 パールクレストビル 701
勤務時間
9：00～19：00の内8時間（休憩時間 13：00～14：00）
休日休暇
週休２日制（土・日）、国民の祝日、年末年始休暇、
夏季休暇、慶弔休暇、有給休暇
応募資格
・基本的なPCスキルとOfficeソフト使用の基礎知識
・PCタイプスピード 4key/秒
・接客経験あれば尚可
求める人物像
【食、料理に関することが好き】
・食べる・料理・北欧食器・日本の食器・調理道具など
【自発的】
・人の話を聞いたり、話すことが好き
・常に変化・成長しよう、という気持ちがある
・与えられた業務だけでなく、こうしたらよさそう！
というアイデアがあったらそれを人に伝え、行動に移せる
【情報発信が好き】
・新しいものに敏感、常にアンテナを張っている
・SNSに抵抗が無い
▼応募方法
履歴書（PDF形式）をこちらのメールアドレスへご送付ください。
【プロキッチン採用係り】 担当：三木・千秋
info@prokitchen.co.jp
みなさまからのご応募お待ちしております。