えっ、意外と・・・?!調味料の賞味期限(後編)

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Last Updated on 2017年2月10日 by 北村

前回はマヨネーズやケチャップなど、冷蔵庫で眠りがちなアイテムが「賞味期限1か月」と衝撃的でしたね。もちろん賞味期限が来たからと言って、翌日からすぐにNGではありませんが知っていれば「使い切る」メニューが組めますよね。

※消費期限は「過ぎたら痛んでいるので食べないでね」です。賞味期限は「未開封で記載通りの保管をした場合、開封後も記載通り保管した場合についてメーカーが保証する期限」であり、その日が来ても即痛むという事ではありません。

しかしどんなに良い食材や調理方法を選んでも、ここでトチると美味しくなかったり体に悪かったりと本末転倒になるので、私はなるべく新しい調味料を使うようにしています。

●油●

酸化するので開けたら1か月かそれ以内で。
油ってコンロ回りに置いちゃったりしますよね、これも酸化を早めるのでやめましょう。最近は冷蔵保存も推奨されている油もありますね。

私は割高ですが、携帯用か?と思われるようなサイズの油を買って即使い切る、これを鉄則にしています。

動物性油脂(バターなど)は酸化がゆるやか、植物性油脂は早いです。また、魚油も酸化しやすいですね。

●醤油●

栓を開けなければ比較的長持ちするそうです。

最近は空気に触れない容器の醤油も出ていますね。それくらい酸化しやすい調味料なんです。開けたらできれば一ケ月で使い切りましょう。冷蔵庫保存も鉄則です。

もしも使い切れなかった場合は新しく買い直し、古いものは香ばしく焼き上げるお料理、例えば「焼きおにぎり」や「肉の漬け汁」などに利用するのが良さそう。

そういえば醤油って、「特選」とか「超特選」とか、なんだか物凄く美味しそうな称号が書いてあるじゃないですか。そのグレードって何??

醤油の「うまみ成分=全窒素」がどれだけ含まれているかで決められていて
「特級」→「特選」→「超特選」と、うまみが多くなっています。いや~、醤油も発酵食品ですからね、お酒みたいに奥が深いんですね~。

 

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●味噌、ビン入りの発酵調味料●

味噌は冷蔵庫の中でも、酵母菌が生きていて発酵が進んでいきます。だから表面などちょっとずつ色が濃くなっていきますね。あまり黒くなると風味も落ち、単に塩辛いだけになりますので賞味期限内でもなるべく早く食べ切りましょう。

冷凍して酵母菌の活動を抑えるのも効果的ですよ~。カチコチにならないんです!

味が濃く塩分も高い、豆板醤や甜麺醤なども結構賞味期限が長い調味料ですね。
しかし古くなるとトウガラシの辛み成分が飛んだり味がボケます。

 

いかがでしたか?安価で買い替えられる調味料はなるべく早めに使うかお取り換え、私も心がけなくちゃ。美味しくて健康な食卓、これがゴールですね♪