母から教わる伊達巻

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スタッフ岩谷です。

今年も残すところ1週間ほどですね。

2023年は私的に色々なことがあって、
忘れられない1年になりました。
何年か後に、
2023年は大変だったねと笑って言えるように
徳を少しずつ積みながら
生きていこうと思ってます(大げさ笑)。

色々なことのひとつに
私の母が28年間やっていた和食懐石のお店を
高齢のためこの年末で閉めることになりました。
40代後半からひとりで始めたお店が
こんなに長い間続けて、惜しまれて引退、
娘ながら尊敬です。

そんなお料理上手の母を持ったせいか、
完全に甘えまくって、この年まで恥ずかしながら
まともにおせちも作ったことがないんです。
なので、少しづつでも習っておこうと
今回は伊達巻を習ってきました。

はんぺんを使った簡易レシピですが、
詳しくはこちらからご覧ください。

伊達巻作りで欠かせない道具、
1つめは、銅の卵焼き器
母は15×15cmの正方形のものを使っていますが、
12×16cmでも作れると思います。

↓こちらが年季が入った母の卵焼き器

母曰く、伊達巻作りにはやっぱり銅が良いそう。
熱伝導がいいのでフワッとしながらも
しっとりと仕上がります。
また焼き色もキレイに入ります。

もう1つ、絶対に外せないのがオニス(鬼すだれ)
ポコポコとしたあの形を作るためには欠かせません。

↓巻き終わったのがこちら。

しっかり巻けました。

伊達巻って、甘くておせちに入ってても
あまり手が出にくいのですが、
このレシピは甘さ控えめなので
パクパクいけちゃいますよ。
市販のものは、保存を考えて甘いのでしょうから
甘さ調節できるのは家庭で作る醍醐味ですね。

今回は伊達巻でしたが、
少しずつ母のおせちを受け継いでいけたらと思っています。