あんこ作りがお店の味に。銅鍋に新商品が加わりました!

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Last Updated on 2023年8月4日 by 小林

プロキッチン店長みさこです。

フルーツがめちゃくちゃおいしく
ジャムになる銅のジャム鍋
熱伝導がいいので、
強火で一気に火を通したい
ジャムづくりに最適なんですよね。

この銅の良さを他のものでも使いたい!
と思い、ボウマル社で取り扱っている
他の銅鍋のラインナップを検討しました。

今回選んだのは、
スイーツの本場フランスでも
プロ御用達の銅のボウル。

おいしいあんこやカスタードクリームを
作りたい!という思いから
銅のペストリーボウル】を2サイズ。

キャラメルソースも作りたーい!
という食い意地(?)から
銅のキャラメルソースパン 16cm

今回は、ペストリーボウルをご紹介します!

こちらはボウルですが鍋としても使います。
使ってみたらわかりますが、
このボウルの形状が
あんこやカスタードクリームを
手早く混ぜて作るのにぴったりなんです。

実は私が大好きな新宿にある和菓子屋さん
栄光堂』さんにあんこを作る道具を
聞いてみたんです。
そうしましたら、出てきましたよー!!

銅のボウルが!!

これであんこを作っているそうです。
銅という素材と、この形があんこを
おいしくつやつやに作るのに
最適だそうですよ。

「これ、皆さんにお見せするの?
じゃあ、ちょっときれいにしてきます!」
とおっしゃるので、
「いやいいですよ~」と遠慮したのですが
「すぐですから~!」と調理場へ。

本当にすぐに持ってきたのがこちら!

本当にピカピカに!!

「どうやったんですか?」と聞くと
「塩と酢で磨いて、
最後にティッシュで拭くんですよ」とのこと。


このやり方は、ジャムの専門店
『ロミ・ユニコンフィチュール』の
ろみさんに聞いたやり方と同じです。
(詳しくはこちらの記事をどうぞ。)

やはり、銅の酸化を取るには
酢と塩がいいんですね。


あんこを作るのには木べらで底を払うように
「ジャッ、ジャッ!」
と軽快にかき混ぜるのですが、
それにはこの形が最適なんですよ、とのこと。

あー、作っているところも見てみたい!
(今度お願いしてみようかな)

さて、つくり方のコツを教わったので
その通りにこのペストリーボウルで
作ってみました。

小豆は別の鍋で柔らかく煮ておきます。

ここからペストリーボウルの出番です。
小豆を750g分。
たっぷりなので32cmサイズのもの
作りました。

ふっくら煮えた小豆をペストリーボウルに
入れて、砂糖を入れて、火にかけます。
砂糖は3回に分けて都度混ぜていきます。

鍋つかみや布巾で鍋の縁をつかみ
木べらで底を払うように混ぜていきます。

家庭用のコンロだと、安定しないので
少し斜めに傾けて持ち、かき混ぜるのが
やりやすかったです。


小豆をつぶさないよう底をなでるように
木べらで混ぜ、へらですくって落としてみて
山にならないかたさになったら火を止めます。
水を使っていないので、結構すぐ出来ますよ。

先日、インスタライブであんことどら焼きを
作ってみたので、その動画を
こちら(@prokitchen_shop)でご覧ください!
見たらきっと作ってみたくなりますよ(笑)

さて次はカスタードクリームです!
こちらは26cmのサイズで作りました。

材料は、卵黄3個、砂糖70g、薄力粉30g
牛乳400ml、バニラエッセンス。

卵黄と砂糖を白っぽくなるまで混ぜたら
薄力粉を入れて軽く混ぜ、
そこに沸騰寸前に温めた牛乳を
少しずつ入れては混ぜていき、
火をつけます。

ヘラで底をなでるようにかき混ぜながら
木べらから落として跡が残るくらいに
なったら火を止めます。

これはなんてクリーミーできれいな
カスタードなんでしょう!!
満遍なくかき混ぜられるので
ダマになりにくいんですね。
さすがプロの道具です!

早速いただきましたが
温かいのもおいしかったなー。

このボウル、銅の厚さもしっかりあるので
値段はお高めですが、使っていて本当に
お菓子作りが楽しくなりますよ。

一生もの、いえ、代々受け継いで
使っていける道具ですね。

最後に栄光堂さん、ご協力いただき
ありがとうございましたー!!

こちらでは練りきり体験教室も開催されて
いるのですが、芸能人の方もよく来られる
ようで、サインが飾られていました。


添加物が入っていないおまんじゅうは
次の日には固くなってしまうので
買ったその日に食べないとですが
本当においしくて、柏餅の季節には毎年
粒あん、こし餡、味噌餡の3つをぺろりと
食べちゃいます!!

お近くに来られた際には
ぜひお寄りくださいね。