初心者向けの砥石くらべ

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スタッフ武内です。

喉元すぎて暑さを忘れがちな今日このごろ
ですが、今年の夏はほんとに暑くて
長かったですよね。ずっと料理をする
やる気もおきなかったのですが、
スーパーに秋刀魚や栗、梨、柿など
秋の味覚が盛りだくさんになってきて、
美味しいものを作って食べたいなという
気持ちが戻ってきました。

その前に、暑くてずーっと目をつぶって
見ないようにしていた包丁の切れ味が
いまいちなのをどうにかしようと、重い
腰をあげ、久しぶりに包丁を研ぎました。
まずは砥石を水につけて準備します。

以前包丁研ぎ講座に参加してひととおり
教えてもらったのですが、まだまだ
ビギナー&久しぶりなので、研ぎ方の
特集ページ、今日から始める包丁研ぎ
おさらいしてからスタート。動画もあって
すごくわかりやすいんです。

重かった腰をやっとこさあげてのスタート
でしたが、シュッシュッと手を動かして、
カエリを確認して、また手を動かして…と
いったん研ぎはじめれば集中して、無心に
なります。

研いだ包丁でトマトを切ったら、すっと
切れて超快適。気分もすっきり。
もっと早く研げばよかった~。
研ぐのって難しそう…って思いがちですが、
ぜひこの特集をみて、皆さんもチャレンジ
してみてほしいです。
特集内では、初心者におすすめ砥石として
#800と#1000のものが紹介されてますが、
個人的には#800で十分なんじゃないかなと
思っています。

#800だと、
庖丁工房タダフサ 砥石#800 基本セット 赤

キングデラックス 中仕上 砥石 一丁掛(#800)
の2種類あるので、今回同じ番手で研ぎ比べ
てみました。

私が持っているのはタダフサの基本セット。
砥石自体は小さめですが、台がついています。
この台が工夫されていて、キッチンのへりに
ひっかかる状態になるので砥石が動く心配が
なく、高さもちょうどよくしてくれます。
(ちょうどいい高さはそれぞれなので、まだ
高さが足りない場合はまな板などで調整して
ください)

キングデラックス 中仕上 砥石 一丁掛(#800)
の砥石はタダフサよりも大きくて厚め。

手前がタダフサ、奥がキングデラックスの砥石
です。

キングデラックスで研いでみると…
どっしり重く、大きいのでぬれぶきんを
下にひくだけで安定して研ぐことができます。

 

左がタダフサ、右がキングデラックスの砥石
です。

台と砥石がカタカタあたる音がする場合が
あるタダフサのものよりもキングデラックス
の方が安定感があって、個人的には研ぎに
集中できていいなと思いましたが、水に
つける時にちょうどよいサイズの入れもの
がないので、サイズ的にタダフサに軍配が
あがりました。

お持ちの包丁の素材や、おうち事情やお好み
にあわせて、お選びいただければと思います。
ぜひ特集ページ、今日から始める包丁研ぎ
参考にしてみてください。