たっぷり入る鉢が好きです。

投稿日: カテゴリー スタッフの暮らしをみがく日々

プロキッチン見目です。

「それ、似たようなの持ってない?」
新しい服を買った時に家族に
よく言われるひとこと…。
たしかに似ているんだけど、
色や形が少しずつ違うし、
着回しがきくんだよ。だから同じじゃないの!
なんて言い訳をよくしている気がします。

服や雑貨など、「好きなもの」って
ついつい似たようなもの選んだりしていませんか?
選ぶというより好きだから
目に入っちゃうんですよね。

そんなことをぼんやり考えていたら
私は器だと豆皿と深皿のような鉢がついつい
目にとまってしまうことに気がつきました。
そういえば、最近一目惚れしたのも深鉢だった…。

煮物などをたくさん作るのが好きなので、
深めの皿にどーんと盛り付けて
食卓に出すのが好きなんです。
イメージは小料理屋のカウンターに
並んでいるおばんざいたちのような、
そんな食卓に憧れています。
だから不思議と大きめの皿を見ると
欲しくなってしまうんですよね。

収納を考えると少し躊躇してしまう大きさですが
鉢ってとっても魅力的なんですよ。

鉢の良さは汁気があっても大丈夫!
そして、深さがある分、
盛り付けに高さが出るので
不思議と盛り付け上手になれる!
ふだんは色味の地味な煮物が食卓で主役級の存在感に!

ということで、今日は私がおすすめする
鉢をご紹介します。

この秋入荷した新商品、
九谷青窯の横井佳乃さんの花鉢。
この色絵八重花シリーズは
呉須の青、上絵の具の黄色と紫。
この色の組み合わせで見せたい
という思いから考えた柄とのことで、
花びらが幾重にも重なるモチーフを
ポンポンっと咲くようなリズムで描いています。
盛りつけた料理をそっと包んでくれるような、
縁どりに花びらの形を模した輪花鉢が本当に素敵です。

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九谷青窯 横井佳乃 色絵八重花 7寸輪花鉢

いっちんと呼ばれる伝統的な技法を用いてつくる、
九谷青窯の高原真由美さんの白磁いっちん雫。
ぷっくりとふくらんだそれは、白磁の上を
純白の生クリームでデコレーションを
しているような愛らしさがあり、
単色の器ながら手に取る人に様々な表情を
見せてくれます。

また、和食器だけでなく
洋食器との相性がよいのもこの器の魅力。
難しく考えずに好きな料理を盛りつけられる
使いやすい器です。

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九谷青窯 高原真由美 白磁いっちん雫 7寸深皿

美しい藍色の縞模様と灰色を帯びた
白磁のコントラストに魅了される藍駒シリーズ
不揃いに走る縞模様は全て手書きで描かれていて、
一本一本に色の濃淡やよれ、にじみなどがあり、
人の手の温もりが豊かな表情を生み出しています。
浅広の形、そして上部に縞模様があることから、
たくさん盛り付けても少なめに盛り付けても
品よくまとまります。
高台がある形は手を添えやすく
器の扱いもしやすいですよ。

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BAR BAR 藍駒 大鉢

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BAR BAR 藍駒 三つ足大鉢

店長みさこ一押しのココチ舎
丹波焼で作られた器は素朴さを残しつつ
他にはない独特の佇まいがあり、
料理を盛るとグンと映える器。
ざらっとした手触りも独特で
ずっと触れていたくなるほどの心地よさがあります。

インディゴシリーズは長年履きこんで
味わいが生まれたジーンズのような、
何度も洗いをかけた藍染めのような、
独特の風合いが他にはないココチ舎さんだけのもの。
日常使いに出番が多くなる器です。

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みなさんが気になる鉢はありましたか。
深皿は和食器ならではの形なので
食卓を華やかにする器としてぜひ、お気に入りを
見つけてくださいね。

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