中川政七商店の砂糖が固まりにくい「砂糖壷」をご紹介いたします。この砂糖壷は日本六古窯の一つに数えられる有名な産地、愛知県常滑市で作られる常滑焼のもの。900年もの歴史をもつ常滑焼と真摯に向き合い、新しい挑戦を続ける山源陶苑と共に素材にこだわって作り上げました。
封を開けた砂糖は一度空気中の湿気を吸い、そのあと水分が抜けて乾燥したときに固まってしまいます。その固まりの原因である乾燥を防ぐため、内側に釉薬をかけ湿度を一定に保てるようにしました。自然の土そのままの表情が出るため、一つ一つ手間をかけ職人が丹念に仕上げています。
パッキンがついていないので密閉性はありませんが、使いたいときに蓋をさっと開けられるのはストレスを感じず快適。サイズも適量でキッチンに置いた姿も絵になります。同じシリーズの塩壷と同様、土のざらりとした質感とシンプルなデザインになっていますので二つ並べてお使いください。
サイズ(目安) | φ9×H8.5cm |
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重量(目安) | 310g |
材質 | 陶器 |
原産国 | 日本 |
ご購入前にお読みください
- 手づくりの商品のため、表情がひとつひとつ異なります。
- ご使用の前に同梱している取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく使用してください。
- ミネラルの多い三温糖やキビ糖は固まりやすいのでご注意ください。
中川政七商店について
享保元年(1716年)に奈良で創業した中川政七商店は、奈良晒の商いを始めたのがはじまりです。 当時から変わらず手績み手織りの麻織物にこだわりを持つブランドで「温故知新」をコンセプトにしています。 世代をこえて伝えたい日本の行事や美しい四季から切り取った古来の伝統色、そして職人たちが長きにわたって継承してきた匠の技を大切にしながら、現代の私たちの生活に根付いた暮らしの道具を提案しています。創業地である奈良にちなんだ商品もたくさんあり、ブランドロゴには鹿が描かれています。グッドデザイン賞を受賞した人気の花ふきんなどは、季節のご挨拶からちょっとしたお礼の品まで贈り物としても喜ばれる一品です。
その他について
古くから日本の各地で継承されてきた伝統技術や日本ならではの素材で丁寧につくられた道具は、さりげないものでも、手のしたときの喜びは大きなものです。国産吉野杉でつくった利休箸や樹皮の斑紋に風情を漂わせる黒文字の菓子楊枝、ナチュラルな吉野桧の鍋しきなど、中川政七商店の道具は、ただ実用的というだけでなく、使っていて気持ちが良いこと、使い続けることで愛着あるものに育つということも大切にしています。美しい道具には自分らしく暮らすヒントがたくさん詰まっています。