グローバル　シャープナー　GSS-02　/　GLOBAL

2種類の砥石で蘇る滑らかな切れ味

1983年の発売以来、国内のみならず海外でも絶大な人気を誇り、スタイリッシュ包丁のポジションを確立しているグローバルの包丁。プロダクトデザイナー山田耕民と共に手掛けた継ぎ目のないオールステンレス一体型の包丁は、オールステンレス包丁の先駆けとも言われています。実用性・デザイン性・製造技術のノウハウが見事に融合した唯一無二の名品です。



こちらは砥石専門メーカーと共同で開発したGLOBALの両刃専用のシャープナーです（両刃用のシャープナーのためベーグル/サンドイッチナイフ16cm、出刃、チーズナイフなどの片刃や波刃の包丁にはご使用できません）。特徴としては荒研ぎ用（ピンク色）、仕上研ぎ用（グレー）の2種類の研ぎ駒を搭載した独自の研磨技法。手軽になめらかな切れ味を復活させることができるため、グローバル愛用者のマストアイテムです。



どなたが研いでも均一な刃先に研ぐことができるように、研ぎ駒の軸受けにスプリングを設けています。力のバラツキを抑えながら包丁を動かすことができますよ。また、研ぎ駒には刃先を研磨すると同時に包丁についたかえり（バリ）を除去する構造になっているため、切れ味が長続きするんです。

使い方は簡単。まず使用前にタンクの蓋を開け、タンクと蓋の境目ぎりぎりまで水を入れます。水を使い研ぎ駒を回転させることで、目詰まりを抑えお手入れが簡単に。安定した作業台の上に置いて左手でハンドルを握り蓋を閉めます（左利きの方は反対向きにして右手で握ってください）。

研ぐ際はピンクの荒研ぎ用→グレーの仕上げ用の砥石の順番で使います。包丁を溝に置き、刃先を沈み込ませ押し付けるように水平を意識しながら前後10回程度動かして研いでください。どちらの研ぎ駒も同じように研いでくださいね。



研ぎ終わったら早速試し切りをしてみましょう。ついさっきまでストレスに感じていた切れ味の悪さが気持ち良いほどスッキリ解消されているはず。また、グローバルでは研ぎ直しサービスを受け付けていて、切れ味だけでなく表面のくすみなども取り除いてくれるそう。数年に一度、利用するのもいいかもしれません。消耗した軸受け・砥ぎ駒の交換品もグローバルでお買い求めいただけます。

使い終わったら水を捨てて、軸受け・砥ぎ駒を外して全てを水洗いしてください。大きさのあるシャープナーですが、縦置きにも対応しているからお手入れ後の水切りや乾燥、省スペースで収納が可能です。



切れ味の悪い包丁はストレスになるだけでなく、料理のクオリティにも影響します。切れ味の良い包丁は食材の組織を潰さないから断面が美しく口当たりもなめらかに。例えばりんごを切ると時間とともに茶色く変色していきますが、切れ味の良い包丁で切ると酸化のスピードが遅くなり変色しづらいそう。美味しい料理を生みだす包丁の切れ味をキープするために、シャープナーもご一緒にお買い求めください。