お重をもって運動会へ行こう!
運動会シーズンが近づいてきました。運動会は子どもも大人もワクワクのビッグイベントですよね。中でもお弁当の時間は楽しみのひとつ。お母さんの腕の見せ所の運動会のお弁当づくり、今年はメニューを考える前にお重を用意してみませんか?
お重の魅力は何と言っても見栄えがするところです。見栄えがするってとても大切で、いつもと同じおかずを並べても何割増しにも見せてくれ、ハレの日に相応しい華やかさを添えてくれるんです。
はじめての運動会をむかえるご家庭だけでなく、頑張って作ってもあまり変わり映えしないなぁと思っている方、運動会のお弁当がマンネリ気味と感じてる方にも。お重の力を借りて、運動会をお弁当から盛り上げましょう。
おかず、おにぎり、サンドウィッチ、お重に詰めたら
実際にお重を選ぶ時にまず悩むのがサイズ選びだと思います。ちなみにスタッフの中で人気のお重は6寸三段重。三段重はシーンに合わせて二段重としても使えるので、もし迷ったら三段重を選ぶといいと思います。お重は見栄え! と言いましたが、荷物が多い運動会にお弁当をコンパクトに持ち歩けるところは重要なポイント。タッパーなどのお弁当箱ですとおかず用、おにぎり用、果物用と幾つかに分けて持ち歩かなくてはいけませんが、お重なら全部のおかずを一つに詰められます。万が一スペースが余ってしまったら、子ども達の食後のおやつを。市販のゼリーを凍らせて詰めておけば保冷剤の役目も果たしてくれ一石二鳥ですよ。
スタッフによるとお弁当は少し多めに作って行くくらいがちょうど良いそうです。たくさんのおかずを作るのは大変だけど、詰め終わったとの達成感はお重ならではです。
運動会当日の朝はドタバタするので前日から少しずつ下ごしらえを始めておくと安心です。メニューは子どもたちが大好きなものオンパレードにしちゃいましょう。詰める時のポイントは彩りです。みんなの期待が一斉に集まる蓋を開けた瞬間、赤や緑、黄色の色合いがバランスよく並んでいると美味しそうに見えて食欲が自然とわいてきますよ。詰めてみるとあれ? もっと詰めたいのに仕切りが邪魔、そんな時は仕切りを少しずらして使うと◎です。
運動会にはお孫さんの応援におじいちゃん、おばあちゃんも駆けつけることと思います。メニューには子どもの好きなものだけでなく、ご年配の方が食べられるメニューも取り入れましょう。ごはん重に詰めたのは俵型のおにぎりとお稲荷さん。お稲荷さんには“うさぎとかめ”の抜き型でにんじんを抜き、遊び心を添えてみました。季節の抜き型を使ってひと手間かけるとさらに会話が弾みます。
お弁当を食べているといつのまにか隣のお友達とおかず交換会が始まってることってありますよね。それも子ども達にとっては楽しみのひとつ! そんな交換用に手で持ちやすく他のお友達とかぶらないメニューがあると喜ばれますよ。フルーツロールは断面の可愛らしさだけでなく、手でさっと食べられるから指名率NO.1になりそう。サンドイッチ用の食パンで作れる簡単メニューです。
プロキッチンでオススメのお重
お重使いを身近なものにしてくれるのが松屋漆器店の重箱。お重本来の品の良さを残しつつ、デイリー使いとして違和感なく溶け込むカジュアルさが魅力です。仕上げのパターンも豊富でお気に入りのお重が見つかります。
そして、新たにラインナップに加わったのが公長齋小菅(こうちょうさいこすが)の竹の重箱です。松屋漆器店のお重とはまた趣を変え、和テイストが心地よいデザインです。清潔感のある凛々しい竹の風合いをお楽しみいただけます。
お重を包むもの、食べる時に使うもの
さぁ、お弁当が完成。仕上げにお気に入りの風呂敷でお重を包んだら、すっきり収まる市場かごへ。むす美の風呂敷はシンプルなお重に彩りを添える名脇役でお弁当の印象アップに欠かせないアイテム。70×70cmのものを選ぶと安心です。
他にもお弁当の時間を快適に過ごすために用意しておきたいのが、ワサラの紙皿と利休箸。使い捨ての紙皿なのに、かなりのハイセンス! しかも、耐水加工・耐油加工が施されしっかりとした作りなので、料理をのせた時にクタッと歪んだりしません。転がりやすい煮物なども焦らず食べられます。
お弁当作りに便利な道具
朝の限られた時間で手際よく作業を進めるには道具選びが重要になってきます。キッチンスペースを有効的に使えるコンパクトサイズの道具を選んだり、下ごしらえをした食材を入れるバットを用意したり、特に出汁巻たまごや唐揚げなどは、適した調理道具を使って作ると完成度が格段に違います。そして、お重に詰める時は箸先が極細の盛り付け箸が必須アイテム。どんな狭いスペースにもスッと入り込み、おかずの位置を修正できる優れもの。盛り付け箸の投入で、仕上がりがグンと良くなります。
番外編:いろんなお重の使い方
お重の購入をためらっている方の中には「使いこなす自信がない」、「出番が少なそう」と思われている方がいるかもしれません。しかし、そんな方にこそお重なんです。見栄えが良く華やかで、しかもお重=器と考えたらこれほど優秀な器はありません。運動会が終わったら、ざるそばなどの冷たい麺を食べる時のせいろ代わりに、秋になったら栗ご飯を入れたり、手作りおはぎを並べたり、お正月のおせち料理、ひな祭りのちらし寿司。そして、今日は疲れたわーって時は買ってきたお惣菜をお重に詰めて食卓へ。お重効果でハレの日はもちろん、日常使いでもワンランクアップのおしゃれな盛り付けが簡単にできちゃいます。