貴重な日本桐を使用
「良質な日本桐を仕入れることができたため、プロキッチンさんで販売しませんか」と増田桐箱店さんからお声をかけてもらい、貴重な日本桐のパン箱(1.5斤用)を当店のみ、100個限定でご紹介させていただくことになりました。
年々、希少性が高まる良質な日本の桐。日本で採れる桐は伐採してから製品になるまで2~3年ほど雨露にあてながらじっくり乾燥させ、さらにそれを板の状態で数か月乾燥させるという非常に長い時間と手間を必要とし、加えて桐は曲がりの多い木のため1本の丸太から利用できる部分が少ないそう。自ずと価格も高額になるのですが、今回は中々手に入らないしっかり熟成された貴重な桐材を、有田焼などの焼き物をいれる桐箱屋さんから譲り受けたということで、手頃な価格でお買い求めいただけることに。
通常のパン箱と機能性に変わりはございませんが、乾燥にじっくり時間をかけているので、より反りや狂いが生じにくくなっています。日本の地で育った桐が伐採されてから何年もの時を経てカタチになる、モノづくりの背景が見え隠れする日本桐のパン箱はきっと愛情を持って長くお使いいただけるはず。日本桐は薄い飴色で木目の目軸が太いのが特徴です。木目の目立つものもございますが特性としてご理解ください。
また、通常のパン箱は蓋の持ち手が組紐ですが、日本桐のパン箱は茶色の皮ひもにしていただきました。使うほどに色艶が増しパン箱と一緒に成長していきます。
翌日もふわふわ柔らかな食感
桐箱の老舗、増田桐箱店から届いた桐のパン箱。買った当日のふわふわで柔らかなパンの食感を時間が経っても味わえる、と評判です。それもそのはず。このパン箱はメーカーさん自らが生食パンの美味しさを翌日も、さらに次の日も楽しみたいと桐の調湿効果を活かしたパン箱の試作を重ねて誕生したものなのです。
桐は湿度を一定に保とうとする調湿能力が高く、虫を寄せ付けない成分(タンニン、パウロニン、セサミン等)が含まれています。湿気にも乾燥にも効果を発揮してくれ、梅雨から夏場の食品の保存にやきもきするシーズンにも安心して食品を保存することができます。
このパン箱に食パン1.5斤が入ります。有名パン屋さんのちょっと特別な食パンも毎日気軽に食べる食パンも大切に守ってくれるように保存してくれるから、蓋を開けるたびに幸せな気持ちになるんです。パンを美味しく保存するポイントは、袋に入れたまま保存すること。桐のパン箱は密閉性がないため、袋に入れずそのまま保存すると乾燥の進みが早く、無塗装の桐材に油分が染み込む原因になることも。紙袋やビニール袋に入れた状態で保存をしてもパン箱に入れていないパンより焼きたてのしっとり感は持続しますし、カビも生えにくくなります。
増田桐箱店さんにお話を伺ったところパン以外にもポテトチップスやお煎餅などの湿気りやすいお菓子の保存にも最適で、パン箱に収めれば「美味しい食感」が長持ちするそう。また食品だけでなく書類や写真、お子さんが学校で作った作品、当店でご紹介している真工藝のぬいぐるみなどを保管しても湿気や虫から守ってくれます。用途が広い大らかさも魅かれるポイント。
天板も底板もはめ込み式を採用し、接合部には釘などを一切使用しておりません。この加工により桐がダイレクトに地面に触れず底上げとなるため、より衛生的にお使いいただけます。また軽くて柔らかい特性をもつ桐。パンを入れたままの持ち運びが簡単で、かぶせ蓋の開け閉めは小さなお子さんでも愉快なほどスムーズに。これなら朝食の準備を進んでお手伝いしてくれそうです。パンが好きな方へのプレゼントにもどうぞ。
サイズ(目安) | 内寸:W20.5×D14.5×H16.9cm 外寸:W23.6×D17.6×H19.0cm |
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重量(目安) | 420g |
材質 | 桐 つまみ部分:皮 |
使用区分 | 食洗機 × 通常は乾拭きで手入れ。年に2回ほど蓋を開けた状態で陰干しを行ってください。 |
原産国 | 日本(福岡県古賀市) 桐材:日本 |
ご購入前にお読みください
- 天然木ですので一つ一つ木目や色合いは写真と異なります。
- 到着後商品を入れる前に乾拭きをしてください。
- パン、乾物、煎餅を入れる場合は袋のまま入れてご使用ください。そのままいれても問題はないですが、油などで桐が変色したり、べたべたする原因になります。
増田桐箱店について
2019年で創業90年を迎える福岡県古賀市に工房を構える増田桐箱店は、博多人形や三味線などの伝統工芸品の桐箱作りから始まりました。近年は伝統的な桐箱に加え、若いユーザーに桐の魅力を伝えるべく自社オリジナルの桐の米櫃など、現代のライフスタイルにあった商品を手掛け注目を集めています。調湿性や防虫性、クッション性が高く軽量であるなど日本の風土に適した桐製品は大切な方へのご贈答用にもお使いいただけます。