えんける道具店 加藤さんのつくる甕(かめ) 1合 塩甕
おいしいごはんを食べるのが何より好きな方、シーンに合わせた器づかいが好きな方、そんな方に使っていただきたいのが加藤さんがつくる甕(かめ)。
こちらは塩が約100グラムほど入れられる1合の塩甕です。塩は湿度の変化に敏感でうっかりすると塩が固まったり、溶けたりしてしまうことがあります。加藤さんの甕の素材には湿気や水分などの湿度を調整すると言われる珪藻土が含まれていて、釉薬をかけずに焼しめているので適度な吸湿性があります。だから、いつも塩がサラサラのまま。塩分に強い陶器の甕は、長く使っても塩分がにじみ出たり、塩の結晶が現れることもないそうです。塩の他にも砂糖を保存しておくこともできます。ただ、砂糖は塩と性質が異なり乾燥を嫌うため、保存してるときに固まってしまうことも。その場合は砂糖に数滴お水を垂らしたり、霧吹きなどで水分を足したり、甕を湿らすと固まりにくくなります。
出番の多い調味料を入れる甕は形にもこだわりがあります。口が広くぽってりとした膨らみを持たせたフォルムは指先や匙がスムーズに入り、残り少なくなってきたときも底まで指先が届き無駄なく使いきることができます。片手で開け閉めしやすいつまみが付いた蓋は開けた後に裏返して置いてもぐらつきにくくストレスを感じませんし、調理中は流れを止めることなく作業を進めることができます。甕は天然素材の容器です。環境ホルモンの心配がなく、洗って繰り返しお使いいただけます。
サイズ(目安) | φ9.0×H8cm(蓋を含む) |
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重量(目安) | 290g |
容量(目安) | 180ml お塩 100gほど |
材質 | 陶器 |
使用区分 | 食洗機 ○、レンジ △※、オーブン × ※500Wで1分くらい |
原産国 | 日本(岐阜県多治見市) |
プロキッチンスタッフより
ご確認ください
- 手作業で生産される商品のため、1点1点風合いが異なります。手作業ならではの風合いとなりますのでご了承ください。
- 釉薬にムラや気泡がみられる場合があります。商品の個性としてお楽しみください。(画像参照)
- 使用前、後は中性洗剤を柔らかいスポンジにつけて洗ってください。また、長期保存用としてご使用の場合(梅干し、ぬか漬け、お味噌)は、使用前に熱湯消毒(熱湯をかける・熱湯に浸す)や、アルコール消毒を行ってください。
えんける道具店について
愛知県常滑市にある小さなお店「えんける道具店」。このお店には馴染みはありつつもどこか新鮮で、暮らしに取り入れてみたくなる甕(かめ)や湯たんぽなどが所狭しと並んでいます。岐阜県多治見市で約400年続く窯元の職人、加藤さんがつくる甕はぷっくりした形と明るい色合いが魅力的。和の道具なのにどこか北欧の器らしさを感じさせるモダンな佇まいも気負わず使えるポイントです。昔ながらの製法で全ての工程を手作業で行うため、一度に作れる量に限りがありますが、手作りらしい温もりと優しさがじんわりと伝わり使うのが楽しみになる暮らしの道具です。
おにぎり用のだし塩を
以前旅行した時に買った「真鯛のだし塩」、主人のお弁当おにぎり用に使っています。これまでは買った袋のまま使っていましたが、せっかくならかわいらしくて実用性も◎の容器に・・・と思って移し替え。ころんとした姿にきゅんときます。色違いで中の具材用の甕も揃えたくなってきてしまいました・・・
加藤