子どもが幼い頃に使っていたお茶碗を思い出させる小ささに思わず笑みがこぼれます。姫碗と名付けられていることからも想像がつくように、とてもとても小ぶりのお茶碗です。
近頃、小さめのお茶碗を選ぶ方が増えているそう。糖質を控えて白米を減らす方、年齢と共に食べる量が減っている方、少量で満腹感が得られる玄米食を取り入れている方などなど、ごはんは少量で。という方に喜ばれるサイズ感です。しかしながら、出番のシーンは結構多い予感がします。パパッと食べたい朝ごはん用のお茶碗、お子さんとお揃いで、時には小鉢のような使い方をして酢の物などの副菜を盛り付けても素敵です。
子ども用と同じなのはサイズだけ。淡い青色で描かれている手書きの文様は伝統柄をアレンジしたもので、シンプルで落ち着いた雰囲気をまとっています。そして、全体の印象をキュッと締めているのが高台と口元の縁取りに塗られた赤みを帯びた茶色。手書きゆえの色の濃淡やにじみに親しみを感じます。
口が大きく広がった形はごはんを美味しそうに見せてくれる形です。そして、高めの高台は熱が手に伝わりにくくしっかり手がかかり、手の中の収まりもなかなかいい感じ。日常使いに気後れしない機能性が備わっているのも選ぶ際のポイントに。自分にちょうど良いお茶碗選び、はじめてみませんか?
サイズ(目安) | φ10.5×D4×H5.5cm |
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容量(目安) | 155ml(満水時) |
重量(目安) | 114g |
材質 | 磁土 |
使用区分 | 電子レンジ ○、食洗機 ○ (急冷、急加熱は破損の原因となりますので、お避け下さい。) |
原産国 | 日本(佐賀県嬉野市) |
ご確認ください
磁器・ガラス製品などには、製造上どうしてもできてしまうポッチや小さな傷が見られる場合がございます。このような現象につきましては商品の製造工程および品質上の「仕様」であって「傷・破損」扱いにはなりません。返品・交換の対象となりませんので予めご了承のうえご注文ください。
手づくりの商品のため、表情がひとつひとつ異なります。
西海陶器(サイカイトウキ)について
1946年の創立以来、400年の歴史を持つ波佐見焼を取り扱う焼き物の総合商社、西海陶器株式会社(SAIKAI)。陶磁器の商品企画から販売をはじめ、国内外のプロダクトデザイナーや 窯元とのコラボレーションによる オリジナルブランド、海外展開など、現代のライフスタイルに合わせた多彩なテーブルウェアを展開しています。また、波佐見焼の伝統をつなぐ活動、波佐見町の知名度を高めるための地域貢献活動も精力的に行い、観光促進と波佐見焼のブランド力向上に大きく貢献しています。
副千製陶所について
佐賀県嬉野市を中心に栄える肥前吉田焼(ひぜんよしだやき)。同じ佐賀県で作られる有田焼とは趣が異なる、日常に根ざした器です。その地に釜を構える副千製陶所はホテルや旅館などでよく見かける青と白の水玉模様「手彫り水玉柄」の急須が有名で、2010年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。水玉模様を生み出す際の掻き落としと呼ばれる伝統技法を受け継ぎながら新しい商品展開に取り組むと同時に、小皿やそば猪口などの小ぶりの器も多く手がけています。