東京巻ス 8寸×8寸

海苔巻きや飾り巻き寿司などを作るときに欠かせない竹製の巻きすは、古くから愛用されている日本の調理道具です。東京巻スは九州地方の竹を使い職人によって手作業で仕上げられている、いまでは貴重な国産・手作りの巻きす。竹ひごの滑らかな手触りや力がかかる両端は紐を二重にして編む細やかな配慮など、随所に手作りの温もりを感じます。
竹ひごはかまぼこ型になっており竹皮が残っている平たい方が表側で、8寸(約24cm)は海苔の全型(縦21cm×横19cmの一般的なサイズ)が収まるサイズです。今は多種多様な巻きすがありますが、竹の巻きすはしなやかな弾力性があり巻き締めがしやすい点がよいところ。海苔巻きだけでなく、ミートローフや野菜の水切りなどにも。また、丸みのあるほうを表側にしてたまご焼きを成型すると可愛らしい波型をつけることができ、お弁当のおかずに彩りを添えてくれます。抗菌性が高い竹ですが、洗った後はしっかりと乾かし、竹ひごの間に汚れが残らないようにお手入れしてください。
サイズ(目安) | 23.8×24.0cm |
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材質 | 竹 |
原産国 | 日本(九州) |
つきじ常陸屋について
プロキッチンの前身である「つきじ 常陸屋」で取扱いのある厳選した道具の中から、プロキッチンのお客様におすすめしたい選りすぐりの商品をご紹介いたします。「つきじ 常陸屋」では「国産・手づくり」にこだわって商品を選定しています。昔から愛されている道具からは日本の風土、食文化、伝統技術が魂のように込められており、使えば使うほど手になじみ、表情がでてきます。道具の背景にある職人さんや素材のこと、道具が誕生するまでの全ての工程を丁寧に紡いでいきながら、料理に欠かせない道具のことをより多くの方に知っていただきたいと思います。
台所道具について
古き良き日本の台所道具は、いまなお私たちの暮らしに息づきたくさんの事を気づかせてくれます。職人さんが代々受け継いできた高度な技術や手仕事だからこそ伝わるぬくもり、暮らしの中で見落としがちな季節のうつろいなど、良い道具には伝える力があるのです。もちろん、道具としても優秀でいちど使うと手放せなくなる魅力をもっています。毎日の食卓を豊かで満ちたりた気持ちにしてくれるこだわりの道具を、時間をかけてゆっくりとお選びください。