伝統ある有田焼に遊び心と吉祥のエッセンスを取り入れた、おめでたい席にぴったりの器が届きました。ハレの日には料理を引き立て、場の晴れやかさを盛り立てるような器を選びたいもの。季節の風物詩やおめでたいモチーフを模った小粋な器を添えるだけで、食卓に艶やかさを盛り込めます。
冬の文様、梅の花がモチーフになっています。捻り梅は五弁の花びらが捻るようにデザインされた祥瑞(しょんずい)文様で、極寒の中で健気に花を開かせる梅の花が希望や忍耐を表すものとして親しまれてきました。このお皿は九谷伝統の技法、銀彩(ぎんだみ)を用いて作られているため、上品な光沢がありさらっとした質感が特徴です。柔らかく温かみのある色合いに、花びらを縁取る朱赤のラインが施されることで、梅の花がふわっと花開いたように見えます。豆皿感覚でお使いいただける小皿。花びらに立ち上がりがあるので、料理を盛り付けると花に包まれてるようなイメージになりますよ。新春を彩るおせち料理やひな祭り、家族の祝いの席に華を添えてくれます。ハレの日でなくても、ちょっといいことがあった日にも使ってみてはいかがでしょうか。紅白で組み合わせて贈り物にしても素敵です。
有田焼というと豪華絢爛で特別な器と思いがちですが、愛嬌のあるデザインはかしこまりすぎず普段づかいもお似合い。もちろん、節目節目のハレの日に並べると、より一層めでたさを引き立てる存在に。ひとつの器からほっこり華やいだ雰囲気が広がっていきます。
サイズ(目安) | W9×D9×H2.2cm |
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重量(目安) | 70g |
材質 | 磁器 |
使用区分 | 電子レンジ ○、食洗機 ○、オーブン × |
原産国 | 日本(有田焼) |
ご購入前にお読みください
- ひとつひとつ手書きのため、柄の風合いや色の濃さに個体差が見られます。
- 作製の時期により色味の濃淡に差があるため、買い足しの際は、ご了承のうえご注文いただけますようお願いいたします。
幸楽窯について
日本の磁器発祥、佐賀県有田の地で1865年創業。窯の火を絶やすことのない「幸楽窯」は有田でも貴重な窯元のひとつです。手書きと転写の技術を受け継いだ伝統的な器を作りつづける一方、現代的なデザインを融合させた新しい有田焼を提案する器、また窯元に滞在し技術を学んだ石井香織さんと共同開発した亀の器シリーズなど、オリジナルデザインの開発にも積極的に取り組んでいます。有田焼は繊細な器ながら高温で長時間焼成するため、とても強度のある器です。金彩、銀彩の部分がありますが、電子レンジや食洗器でご利用いただけます。
単品について
松や梅、鶴や亀などの縁起のモチーフを堅苦しさを感じさせない愛らしいテイストに仕上げているのが特徴です。伝統ある有田焼に遊び心と吉祥のエッセンスを取り入れた小粋さ、色彩豊かで繊細な絵付け、硬質でなめらかな手触り…技巧を凝らした器はハレの日やおもてなしの席、四季の風情を取り入れたい食卓に存在感を放ちます。