
「ヌキガタで抜く」
ちょっとした事ですがこのひと手間を加えることで、料理や食卓に季節感を生みだし温かみのある雰囲気を演出してくれます。プロキッチンでご紹介している抜き型はひとつひとつ職人さんの手で形作られ、精巧で道具としての美しさを持ち合わせまさに一生もの。力を入れなくてもスーッと抜くことができ、繊細なパーツ部分の細工にも職人技が光ります。
こちらの商品は、新年の季語にも使われる羽子板(8号)と羽子板遊びの羽を模った追羽根の抜き型をセットにしたものです。おせち料理、お雑煮、祝い膳に添えると晴れやかな食卓風景が広がります。単品で使うこともできますが、それぞれ型抜きしたものを組み合わせるとより一層華やかで風流に。にんじんや大根、かまぼこやはんぺんなどを型抜いて料理に季節感を取り入れてみましょう。
サイズ(目安) | 羽子板8号:25×58mm H42mm 追羽根:16×16mm H42mm |
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材質 | 真鍮(ニッケルメッキ加工) |
原産国 | 日本 |
プロキッチン道具街について
プロキッチン道具街では、専門店でなければなかなか手にすることができない「調理器具」「調理小物」「パーツ類」などをスタッフ独自の目線でセレクトしてご紹介いたします。世の中には有名ブランドのものでなくても、優れた魅力をもつ道具がたくさんあります。見た目は素朴でも作り手の想いが込められたものや、一年のうちほんの数回しか使わない専門の道具などは、使うことによって道具の価値を知ることができます。プロキッチン道具街を通じて、隠れた銘品を見つけてみてはいかがでしょうか。「あれは、どこで売っているのかな?」と迷ったら、プロキッチン道具街をのぞいてみてください。
つきじ常陸屋について
プロキッチンの前身である「つきじ 常陸屋」で取扱いのある厳選した台所道具の中から、プロキッチンのお客様におすすめしたい選りすぐりの商品をご紹介いたします。「つきじ 常陸屋」では「国産・手づくり」のこだわりの商品を中心に取り揃えています。干し野菜や麺類を食べるときに欠かせない盆ざる、料理に季節の趣を添える抜き型、手作りの純銅製のおろし金など、昔から愛されている道具には日本の風土、食文化、伝統技術が魂のように込められており、使えば使うほど手になじみ、表情がでてきます。道具の背景にある職人さんや素材のこと、道具が誕生するまでの全ての工程を丁寧に紡いでいきながら、料理に欠かせない道具のことをより多くの方に知っていただきたいと思います。
「つきじ 常陸屋」の実店舗は東京築地にて営業をしています。詳しくは下記の「店舗情報はこちら」からご確認ください。
お正月・冬の抜き型について
木枯らしが吹く頃になると日に日に寒さが強まり、いよいよ冬の訪れに。しかし、冬の季節はクリスマスやお正月など温かな気持ちになる行事がたくさん続きます。クリスマスのテーブルにはシンボルである星やもみの木、お正月のおせち料理には縁起の良い松竹梅で彩りを。サイズ違いの抜き型を組み合わせたり、ひと手間かけるだけでこの時季らしい華やかさをトッピングしていただけます。